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小泉首相の「参拝密約説」 日本紙報道

Posted August. 10, 2001 09:31,   

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日本の毎日新聞は9日、小泉純一郎首相(写真)が、戦没者の遺族団体に靖国神社を参拝する考えを今年4月の時点で約束していたと報じた。

同紙によると、当時、自民党の総裁選挙に出馬した小泉氏は支持票を獲得するため、日本の中井澄子遺族会長と副会長の森田次夫参議院に電話をかけ「首相になれば必ず靖国神社に行って参拝する」と約束したという。日本遺族会は戦没者遺族104万名を代表する団体として、会員のうち11万名余りは自民党を支持する会員となっている。

また、小泉首相の父の小泉純也(死去)元防衛庁長官が、選挙区の鹿児島県に設立した飛行場が「自殺特攻隊」の出発地として使用されたほか、特攻隊員だった親戚の位牌が靖国神社にあるため、小泉首相が神社参拝をしたがっていると分析した。

一方、連立3党の幹事長は10日会合し、小泉首相に参拝の計画をもう少し慎重に考え直すか、少なくとも8月15日以外の日に行うよう求める模様だ。民主党など野党4党も9日、参拝を反対することに意が一致したことから、首相にその趣旨を伝えた。

一方、100名余りの与野党議員は7日「小泉首相の靖国神社参拝を実現させる超党派国会議員有志の会」を発足させた。



沈揆先 ksshim@donga.com