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「日本発記事に魅力なし」各国マスコミ東京特派員次々引き揚げ

「日本発記事に魅力なし」各国マスコミ東京特派員次々引き揚げ

Posted August. 13, 2002 22:32,   

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日本は依然として世界第2位の経済大国だが、10年以上に及ぶ長期低迷により活力を失った「忘れられた国」となってしまったことから、各国のマスコミは日本特派員を引き揚げさせているとニューヨークタイムスが12日、東京発で報じた。

ここ数ヶ月の間に東京支局を閉鎖した新聞は、米国のシカゴ・トリビューンとクリスチャン・サイアンス・モニター、英国のインディペンデント、スウェーデンのダゼンス・ニヘタ、イタリアのコリエル・デラーセラー(corriere della Sera)などだ。ダゼンス・ニヘタは一時期8人の記者を派遣していたが、今は一人だけを残している。

ニューヨークタイムズは「日本は経済大国の地位を数十年間は維持するだろうが、景気低迷の長期化により世界は日本発記事にもう関心を持たなくなった」と指摘した。このごろの日本発記事といえば「7月中銀行貸し出し4.6%下落」、「7月の卸し売り物価1.2%下落」、「国際通貨基金(IMF)の日本経済に対する今年の見通しは0.5%い縮」などであるため。.

こういう状況で東京特派員として派遣されている外国マスコミの記者は海外出張が多い。東京に赴任してから5ヶ月目の米ABCニュースのジム・スキウト記者は3ヶ月半の間、アフガニスタンに出張、今はイスラエルにいる。LAタイムズとワシントンポストの東京支局長もやはりイスラエルに出張しており、ニューヨークタイムズの支局長はパキスタンで取材中だ。シカゴ・トリビューン紙は最近、東京特派員に中国北京赴任の発令を出した。西欧のマスコミ各社は必ず必要な日本発記事は通信員たちを活用したり、フリーランサー記者たちの記事を購入して使うこともあると、ニューヨークタイムズは伝えている。



konihong@donga.com