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「資本家にも門戸開放」中国共産党大会開幕

「資本家にも門戸開放」中国共産党大会開幕

Posted November. 08, 2002 22:38,   

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「胡錦涛の時代」のスタートを知らせる中国共産党第16回大会(第16代)が、8日午前、2114人の代表が出席して、1週間の日程で北京の人民大会堂で開幕した。

今回の第16代を契機に、胡錦涛国家副主席が党総書記に選出され、中央委員会と政治局の主要人物が大挙入れ替えられた後、胡錦涛氏を中心にした「第4世代」が中国の権力を掌握するようになるものとみられる。

江沢民総書記(国家主席)は8日、党中央委員会報告(政治報告)を通じて「中国はすでに小康(衣食住が解決された中等生活)社会に入った」とし「2020年までに国内総生産(GDP)を2000年の4倍にまで押し上げたい」との考えを示した。

江主席はまた、共産党が中国の復興のために△先進生産力(私営企業主)△先進文化(知識人)△ぼう大な人民(労働者と農民)の利益の代表になるべきだという、自身の「3つの代表」を、党が長期にわたって堅持すべき指導思想と位置付け、資本家にも党の門戸を開放したいとの意向を明言した。

同主席は「我々は党規約を順守することを誓約する他の社会階級を受け入れるべきだ」としたうえで「労働によるものでも、そうでないものでも、合法的に稼いだ所得は保護されるだろう」と述べ、資本利得を合法化することを示唆した。

また政治体制改革について江主席は、△民意を反映できる選挙制度の改善△政府の重大決定事項の公示と住民意見の聴取制度△政策執行者の事後責任制△検察と裁判権の独立を通じた司法制度の改革△党幹部の任期制△党規約の検査体制の改善などの方策を提示したが、多党制など西欧概念による改革については触れなかった。

江主席は、台湾問題について台湾独立に反対するとの立場を明確にし「両岸問題を解決するために『一国二制度の原則』を前提に、いかなる問題も対話で解決でき、政治的な争点はしばらくの間、先送りしたい」と訴えた。また、「両岸の人民の間の往来と経済、文化など各種の領域での交流を強化して行く考え」とし「台湾は、直接通商と通航、郵便往来など『3通』の実現に向けて、積極的かつ実践的な措置を取るように」と促した。



yshwang@donga.com