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米下院議員6人が今日訪朝

Posted May. 29, 2003 22:05,   

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米下院議員ら6人が北朝鮮の招待を受け、30日から2泊3日の日程で北朝鮮を訪問する。

議員団の訪朝は、北朝鮮核問題の解決に向けて開催された中国北京での3者協議から1ヵ月が過ぎても、次回協議の開催日程が決まらない状況で行われるものだ。

カート・ウェールドン議員(共和、ペンシルベニア州)は訪朝前の28日、ワシントンで記者会見し、米政府の代わりに北朝鮮と交渉するために向かうのではなく、北朝鮮が核問題を解消し米国との関係を改善した場合に得られる潜在的優遇措置を強調するため訪問すると述べた。

国務省のバウチャー報道官は「彼らは議員の資格で旅行するのであり、米政府のメッセージを持っているわけではない」と話した。

ウェールドン議員は「北朝鮮の核問題が解消された場合、支援できるエネルギープロジェクトと人道主義レベルの支援について、北朝鮮側と話し合う予定だ」とし「われわれは北朝鮮の深刻な人道主義的諸問題を彼らとともに解決したいと思っている」と話した。同議員は「それには越えるべき線がある」とし「それは核開発計画が明らかに終息されることだ」と強調した。

北朝鮮を訪問する議員は、カート・ウェールドン、ジョー・ウィルソン(サウスカロライナ州)、ジェフ・ミルラー(フロリダ州)の共和党議員3人とエリオット・エンゲル(ニューヨーク州)、シルベスター・レイエス、ソロモン・オーティス(以上テキサス州)の民主党議員3人だ。議員団は、日本の米軍基地に寄着後、30日午前、米軍用機で平壌(ピョンヤン)入りし、2泊3日の日程で北朝鮮に滞在、来月1日、ソウルを訪問する予定だ。

議員団は平壌滞在期間中、最高人民会議の金永南(キム・ヨンナム)常任委員長など北朝鮮高官らと会談する予定だが、金正日(キム・ジョンイル)総書記に会う計画はないものとされている。



maypole@donga.com