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「創始改名は朝鮮人のため」自民党政調会長が妄言

「創始改名は朝鮮人のため」自民党政調会長が妄言

Posted June. 01, 2003 21:49,   

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日本の与党、自民党の有力政治家が、植民地時代の創氏改名は当時朝鮮人が望んだものだという妄言を吐いた。麻生太郎(写真)自民党政調会長は先月31日、東京大学での講演で、植民地時代の朝鮮皇民化政策の一環として強制した創氏改名について、「これは朝鮮人が(日本の)姓を望んだことで始まった」と主張した。

同氏は日本の歴史認識についての質問に答える際、「当時朝鮮人が日本のパスポートを受け取った時に名前に『金』という朝鮮名が書かれてあり、これを見た満洲の人々が『朝鮮人だ』と言って働きにくかった。それで朝鮮人が日本名を望み、それが創氏改名の始まりとなった」と語った。

麻生政調会長は植民地統治について、「ハングル文字は日本人が教え、義務教育制度も日本が実施し、大学も建てた。正しいことは歴史的事実として認めたほうがいい」という妄言を吐いた。

植民地統治の創氏改名について、日本政府は96年6月に、当時の橋本龍太郎首相が韓日首脳会談で「多くの韓国人の心を傷つけた」と謝罪した経緯がある。歴史認識をめぐる日本の政治家の妄言は、韓日両国が未来志向的な関係を築くことにして以来あまり見られなかったが、最近日本社会の右傾化の流れもあり、再び浮上している。衆議院の7選議員である麻生政調会長は、2年前に自民党総裁選挙に出馬して小泉純一郎首相と競い合った。今でも可能性は低いものの、次期首相候補の一人に挙げられている。



朴元在 parkwj@donga.com