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終戦記念日についての日本メディアの論調まちまち

終戦記念日についての日本メディアの論調まちまち

Posted August. 15, 2003 22:51,   

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日本の新聞は第2次世界大戦の「終戦記念日」である15日、軒並み関連社説を掲載したが、社説の論調はメディアによって大きく違っていた。

毎日新聞は「毎年、今日の記憶をよみがえらせるのは二度とおろかな戦争をしないという誓いを新たにするためのものだが、このごろは状況によっては戦争も避けられないという方に変わってきている」として、自衛隊のイラク派兵の決定などを憂慮した。

朝日新聞は「アジア諸国との間には依然として、靖国神社をはじめ歴史問題が解決されずにいる」とし、これからは相手との真の和解を模索すべき時期だと指摘した。

同紙は続いて、北朝鮮の核開発問題に触れながら「日本は、戦争を通じた解決を図ろうとすれば、どれほど痛い目に会わなければならないかを北朝鮮に知ってもらうようにすべきだ」と提案した。

それに対し読売新聞は「靖国神社に合祀されたA級戦犯は日本の国内法では『公務で死亡した人だ』として、日本の国民は近隣国の偏った愛国主義と反日ナショナリズムに対抗し、自信を持つべきだ」と主張している。

日本経済新聞は「第2次世界大戦当時、日本軍は兵士は優秀だったが、指揮官が無能だったため戦争に負けた。厳しい競争から生き残るためには指揮官が明確な方向を示し、思い切った決断を下すべきだというのが敗戦の教訓だ」とやや変わった主張を打ち出した。



朴元在 parkwj@donga.com