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焦る米国…人口84万のフィジーにも派兵要請

焦る米国…人口84万のフィジーにも派兵要請

Posted November. 17, 2003 00:48,   

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▲殺気立つ米軍〓米軍は16日、イラク中北部を中心に「第2回作戦(Ivy cylone  Ⅱ)」に突入した。

この作戦は、北部モスルで地上交戦を支援していたブラックホーク・ヘリコプター2機が、ミサイル攻撃を避ける途中、衝突し、22人の死傷者が出る最悪の惨事があった直後、開始された。米軍は、作戦開始を知らせるサインとして、同正午、キルクーク西方25キロ地点の反乱軍勢力根拠地と思われるところに、衛星誘導方式の戦術ミサイル(ATACS)1基を発射した。このミサイルを発射したのは、5月の「終戦宣言」以降初めて。

ブリマーイラク最高行政官はこの日も「われわれは、急いで逃げたりはしない考え」と確かめ合った。

▲パルチザン戦法を駆使する抵抗勢力〓しかし、抵抗勢力との「2次戦争」は長引くものとみられる。

時事週刊誌「タイム」は最新号(16日付)で、イラクの抵抗勢力が組織化された軍隊に変ぼうしているうえ、パルチザン戦法を駆使していると伝えた。以前は小銃と携帯式のロケット発射機などを使っていたが、最近では、迫撃砲、ロケット、遠隔調整爆弾を使用するなど攻撃方法が進化しており、米軍が廃棄した兵器を略奪、使用したり、逮捕を避けて村に潜伏して過ごすなど、パルチザン戦法を駆使しているため、検挙がむずかしいという。

一方、多国籍軍を集めるのに頭を悩ませている米国は、最近、人口82万人の南太平洋フィジーにも派兵を要請したものとされる。

AFP通信は、フィジーのデビッド・ライオン米国大使の話として「米国は、フィジーがイラクの平和維持のため、兵力を派遣してくれることを希望している」と報じた。



金晟圭 kimsk@donga.com