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ホンジュラスも「イラクから派遣部隊撤退」

ホンジュラスも「イラクから派遣部隊撤退」

Posted March. 17, 2004 22:54,   

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総選挙で勝利したスペインの社会労働党がイラク派兵兵力の撤退を発表した後、ホンジュラスも撤退を決めるなど波紋が広がっている。ホンジュラス政府は16日、イラク中南部に派遣され、スペインが主導する旅団を支援していた兵力370人を、6月に全員撤退させる計画だと発表した。

イラクに派兵した各国に対する無差別テロへの懸念が広がり、ホンジュラスとともにスペイン軍司令部の傘下で活動してきたエルサルバドル、ニカラグア、ドミニカ共和国なども影響を受けるものとみられる。

7月の参議院選挙を控えている日本の野党も「自衛隊の撤退」を要求しはじめた。福島瑞穂・社民党党首は16日、「日本も悲劇にあわないためには、イラクから自衛隊を撤退すべきだ」と主張した。小泉純一郎首相はこれと関連し「日本の対イラク支援はスペインの選挙結果に左右されない」とし、派兵について従来の立場を崩さなかった。

派兵諸国が動揺する姿を見せたことによって、米国はイラク派兵諸国の「軍撤退ドミノ現象」を阻止するため、同盟諸国の団結を促した。ブッシュ米大統領は同日、オランダのバルケネーデー首相と会談を行った後「オランダがイラクに駐留するのは、平和増進とテロ作戦の推進において非常に重要」だとし「テロ犯人らは米国の意志を決して揺さぶれないだろう」と強調した。



金影植 spear@donga.com