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在韓米軍、再配備で北朝鮮の長距離砲射程から外れる

在韓米軍、再配備で北朝鮮の長距離砲射程から外れる

Posted April. 01, 2004 22:37,   

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リアン・ラポート韓米連合軍司令官は、在韓米軍が漢江(ハンガン)以南に再配備されれば、95〜98%の兵力が北朝鮮長距離砲の射程から外れることになると話した。

トーマス・ファーゴ米太平洋軍司令官は、「北朝鮮の高濃縮ウラン計画は、軍事的な危険だけでなく、核兵器がテロ組職に流れる危険性を提起している」と話した。

両者は先月31日、米下院軍事委員会に出席してこのように証言した。

▲最悪のシナリオ〓ファーゴ司令官は、「米国の最大の憂慮は、核物質がアルカイダに渡り、テロに使用される悪夢のようなシナリオだ」とし、「韓半島非核化に最大の関心を持つ理由もまさにこのためだ」と説明した。

ファーゴ司令官は、「北朝鮮の軍事動向を綿密に監視しているが、2年前とは異なり、現在韓半島での戦争可能性はないと見ている」とつけ加えた。ファーゴ司令官の言った「2年前」の状況とは、西海(ソヘ)砲撃戦を言及したものだ。

▲弾劾政局と韓米同盟〓ラポート司令官は、韓国の弾劾政局について「北朝鮮の脅威が厳存する状況でも憲法手続きが平和的に進められており、軍に対する文民統制維持と軍の対応方式は、韓国の政治体制の成熟度を示している」と強調した。

ファーゴ司令官は、「弾劾政局は、韓米両国の軍事関係にいかなる影響も及ぼしていない」と述べ、「韓国の政治体制は極めて適切に動いている」と評価した。



權順澤 maypole@donga.com