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「盧大統領の自主国防宣言後に韓米同盟が漂流」朝日新聞報道

「盧大統領の自主国防宣言後に韓米同盟が漂流」朝日新聞報道

Posted July. 15, 2004 22:00,   

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韓国と米国の政府間の相互不信が深まり、「血盟」と呼ばれた両国同盟が漂流していると、朝日新聞が15日付で報じた。

同紙は、先月米国が在韓米軍の大幅削減を通告するや、韓国政府は在韓米軍の性格の変化で韓米同盟が「地域同盟化」する可能性を警戒していると伝えた。

さらに、昨年秋に米国が、「韓米安保共同宣言」を再定義することを提案したのに対し、中国との関係悪化を憂慮した韓国が拒否したと紹介しながら、これを両国関係の漂流の原因に挙げた。

当時、米国が要求した「再定義」の骨子は、韓国が在韓米軍削減と同盟の役割拡大に支持を表明する代わりに、米国は韓国の防衛を確約するという内容だったと、同紙は伝えた。

一連の事件が重なって、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に対するブッシュ米大統領の視線は冷ややかとなり、昨年5月の両国首脳会談でブッシュ大統領は「会談時間は15分あれば十分だ」と指示したという。当時、実際に行われた会談時間は37分だった。

特に、盧大統領が昨年8月、「10年以内に自主国防の基礎を築く」と、突然70年代のような自主国防スローガンを宣言したことが、米国の気に障ったと同紙は指摘した。



朴元在 parkwj@donga.com