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火星大気でアンモニアガス発見 欧州の火星探査船

火星大気でアンモニアガス発見 欧州の火星探査船

Posted July. 16, 2004 22:44,   

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欧州宇宙局(ESA)の火星探査船「マーズ・エクスプレス」が火星大気で生命体が放出した可能性の大きいアンモニアガスを探知した。

英国のBBCは15日、火星軌道を回っているマスエキスプレスに搭載した「惑星フーリエ分光計(PFS)」が火星大気でアンモニアガスのスペクトラムライン(波状)を見つけたとと伝えた。

アンモニアガスは分子構造が不安定であるため、2〜3時間で消える特徴があることから、火星でアンモニアガスが発見されたことは、これを生成し続ける火山活動や微生物が存在する可能性を物語っている。

ところが、今まで火星探査過程で活火山が発見されたことはないため、今回発見されたアンモニアガスは生命体によってできたものである可能性が大きいと、BBCは指摘している。

マーズ・エクスプレスは今年3月、火星の大気で生命体が存在するシグナルになりうるメタンを探知したことがある。マーズ・エクスプレスの惑星フーリエ分光計の分析結果は、来週フランスのパリで開かれる国際会議で公開される。

一方、米国の航空宇宙局(NASA)は来月2日に水星探査船「メッセンジャー」号を30年ぶりに打ち上げることを発表した。



異鎭   leej@donga.com