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米穏健派「対北朝鮮武力使用、排除するな」

米穏健派「対北朝鮮武力使用、排除するな」

Posted November. 29, 2004 23:18,   

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北朝鮮との交渉を重視する米国の代表的な穏健派が、28日「対北朝鮮交渉はしなければならないが、軍事力使用の可能性を排除してはならない」との見方を示した。穏健派のこうした指摘は「軍事的・経済的な制裁は不可」と強調した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のロサンゼルス演説(今月13日)を意識したものと受けとめられる。

この日、米CNNテレビの番組「レートエディション」に出演したウェンディ・シャーマン元国務省対北朝鮮政策調整官は「北朝鮮の核問題は、激しい(tough)交渉を通じて、北朝鮮の意図を把握すべき」だとしながらも「軍事的解決策は交渉のテーブル上に置かれていなければならない」と話した。

同氏は、クリントン政権時代に対北朝鮮調整官を務めており、米大統領選当時には、民主党候補・ケリー上院議員のため、韓半島政策についての諮問を行った。1994年、米朝ジュネーブ枠組み合意の主役であるガルーチ・ジョージタウン大学長は、同番組で「北朝鮮がテロリストに核物質を渡すのは、米国にとっては最悪の悪夢」だとし「それを阻止するため、軍事力使用の可能性を除かせてはならない」と話した。

同氏は「北朝鮮との交渉では、『ムチ』は予備として残しておき『ニンジン』を掲げて、激しく交渉しなければならない」とし「ブッシュ政府は、その努力をきちんとしていない」と批判した。



金昇鍊 srkim@donga.com