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オバマ氏が民主党の大統領候補に確定 米史上初の白黒対決

オバマ氏が民主党の大統領候補に確定 米史上初の白黒対決

Posted June. 05, 2008 06:35,   

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米史上初の黒人大統領候補が誕生した。3日、モンタナとサウスダコタ州で行われた民主党の最後の大統領候補指名選挙で、バラック・オバマ上院議員が大統領選候補指名に必要な代議員の数(マジックナンバー)2118人を突破した。

CNNの集計によると、オバマ議員は地域別の予備選挙で選出された特別代議員と一般代議員、スーパー代議員を合わせて計2156人を確保し、1923人に止まったヒラリー・クリントン上院議員を圧倒した。ヒラリー議員は同日、サウスダコタ州で勝利したものの、流れを覆すのはできなかった。

これでオバマ議員は、この5ヵ月に渡って行われた大統領候補指名選挙戦でライバルのヒラリー議員を抜き、民主党の大統領候補に決定された。黒人が主要両大政党の候補として大統領職に挑むのは、232年の米史上初めてのことだ。

同日の民主党の予備選挙の結果により、11月4日実施される米大統領選は、オバマ議員と既に共和党候補に確定しているジョン・マケイン上院議員との一騎打ちで行われる。史上初の白黒対決であり、進歩対保守、若さ対経験が激突する歴史的な勝負が繰り広げられると予想される。

民主党は8月コロラド州のデンバーで、共和党は9月ミネソタ州のセイントポールでそれぞれ党大会を開き、候補を正式指名する予定だ。その後、両党は9月26日からテレビ討論など本格的な選挙戦に突入する。

オバマ議員は3日、ミネソタ州セイントポールで行われた集会で「今日で長くて厳しかったプライマリーのシーズンが終わり、私は皆さんの前に立ち、民主党の大統領候補になることを報告する」と述べ、勝利宣言をした。

さらに、「もはや過去の歴史のページをめくり、我々の時がやってきた。歴史的な予備選挙を終えるのは、新しくより良い米国の実現への新たな旅の始まりを意味する」と述べ、本番に向けた準備に本格的に乗り出す考えを表明した。

ヒラリー議員は、ニューヨーク市のバルク大学で開かれた集会で、「民主党のホワイトハウス入りに向け、党の和合に務める」としながらも、敗北を認める発言は行わなかった。同氏は、「今晩は何も決定しない。民主党と国のために何が最善かについて、数日間悩みたい」と述べた。



sechepa@donga.com triplets@donga.com