Go to contents

胡錦濤主席、李大統領の電話会談に応じず

胡錦濤主席、李大統領の電話会談に応じず

Posted December. 21, 2011 08:57,   

한국어

李明博(イ・ミョンバク)大統領が金正日(キム・ジョンイル)総書記死亡の発表があった翌日の20日にも、胡錦濤中国国家主席と電話会談ができずにいる。19日に米国、日本、ロシアの首脳と相次いで電話会談をして協力方法について協議したのとは対照的だ。

金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官は20日午前、国会の外交通商統一委員会・全体会議でハンナラ党の具相燦(ク・サンチャン)議員がこの問題を指摘すると、「通話ができなかったのは申し訳なく思っている」とし、韓中首脳同士の電話会談が行われていないことを確認した。

しかし金長官は「(中国と)互いに体制が異なり、電話会談に馴染んでいない」とし「中国とは緊密に協力している」と説明した。

金長官は同日正午5分から30分間、楊潔チ中国外相と電話で会談し、韓半島の平和と安定のために協力を続けていくことにしたと、趙炳ジェ外交部報道官が伝えた。趙報道官は「韓中間のコミュニケーションに問題はない」と強調した。

だが、北京の外交筋は「中国の外交当局者らが、韓国大統領府からの電話会談要請に対して、一切返事をしなかっただけでなく、電話にも出ないことで韓国側の要求に応じなかったと聞いている」と明らかにした。同筋は「集団指導体制である中国が、金総書記の死亡に関連して内部の意見調整をしているためともみられる」とし「北朝鮮の最大の同盟国である中国で外務省の他に、共産党レベルの立場表明がまだ出ていないのは注目すべきことだ」と指摘した。



lightee@donga.com