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オバマ米大統領がシリア反軍支援の「大統領決定」

オバマ米大統領がシリア反軍支援の「大統領決定」

Posted August. 03, 2012 06:52,   

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バラック・オバマ米大統領が中央情報局(CIA)をはじめ、米情報当局がシリア反政府軍を支援してバッシャール・アサード政権を追い出せるようにする「大統領決定(presidential finding)」を行った。オバマ大統領は昨年、リビア内戦が起きた時も米情報機関に似たような大統領決定を行ったことがある。このため、米国がシリア流血事態の終焉に向けて本格的に乗り出したものと解釈される。

ロイター通信をはじめ米国のマスコミは1日、米情報消息筋の話としてオバマ大統領のこのような決定で、米情報機関はシリア反軍を広範囲に支援できる権限を持つようになったと報道した。秘密命令は今年初め行われたが、正確な時点は公開されていない。

オバマ大統領のシリア反軍支援決定をうけ、米情報機関はトルコと同盟国が運営するシリア反軍支援秘密指揮所で協力業務を随行していると、米政府当局者は伝えた。この秘密指揮所はシリア国境で約100キロ離れたトルコ南部のアダナにあることが分かった。アダナには米空軍のインジルリク基地が構えている所だ。

大統領決定と別途に米政府はシリア反軍に対する間接的な支援についても公開的に明らかにした。米国務省は1日、これまでシリア反軍に対する非殺傷資源の支援のため2500万ドルを策定し、人道的支援のために6400万ドルを投入したと発表した。非殺傷資源には暗号化通信技術や通信装備などが含まれる。また、米財務省はワシントンでシリア反軍の「自由シリア軍(FSA)」を代表して活動するシリア支援団(SSG)がシリア反軍側のために金融取引ができるように許容すると発表した。しかし、米政府はシリア反軍に武器類を直接支援することには難色を示している。



yhchoi65@donga.com