Go to contents

高齢化の日本、「人生90年プラン」始動

高齢化の日本、「人生90年プラン」始動

Posted August. 04, 2012 07:55,   

한국어

日本政府は、「人生90年時代」を前提に、高齢社会に向けた対策を11年ぶりに全面的な見直すことにした。

日本政府は、「高齢社会に向けた対策大綱」を年内に改正し、65歳以上を一概に「扶養を受ける対象」と定めていた概念定義から変えることにしたと、日本メディアが3日付けで報じた。「少子高齢化」により、お年寄りを扶養する若者層が大幅に減っており、お年寄りの経済的自立が欠かせない現実を反映してのことだ。

まず、60〜64歳の就職率を、現在の57.3%から8年後の20年は、63%へと引き上げることにした。それに向け、2日開かれた衆議院本会議は、企業に対し65歳までの雇用を義務付ける「高齢者雇用安定法」の改正案を可決させ、参議院に渡した。同法案が実施されれば、企業は定年後、選別的に労働者を再雇用してきた現在の制度を廃止させなければならない。

日本政府はまた、起業する高齢者に対し資金を支援し、老後の所得の安定化に向け社外積み立て型退職金制度を普及させることにした。パソコンを活用した在宅労働者数も、現在の490万人から15年まで700万人へと増やすことにした。

人手不足に備え、若者や女性の生産活動への参加比率を高めることにした。いわば「全員参加型社会」を構築するという。それに向け、25〜44歳の女性就職率を、現在の66.9%から20年は73%へと引き上げ、第1子出産前後の女性の継続就業率も、同期間38%から55%へと高めることにした。就職を諦め、バイトで食いつないでいる人たちを指す「フリーター」の数も、現在の176万人から20年までは124万人へと減らすことにした。フリーターとは、フリー(free)とアルバイト(arubeiter)とを合成した日本式造語だ。



bae2150@donga.com