「高校時代最後のチャンスだと思って選手たちが一致団結しました」
第５７回黄金獅子旗・全国高校野球大会の最優秀選手に選ばれた、信一（シンイル）高校２塁手のチェ・ジンテク（１８）。
チェ選手は、決勝戦で８回の逆転決勝打を含めて５打数３安打を放ち、優勝のために最も大きく寄与した。今大会１回戦から決勝戦までの５試合で、２０打数１０安打４打点を記録した。
「ジンテクはそれほど目立たないが、打率が高くてチームへの貢献度が最も高かったです。１番打者としてチームを導くリーダーシップにも優れていますね」
チャン・ホヨン監督は、ボールを最後まで見据えてタイミング良く打つ正確さを、チェ・ジンテクの長所として挙げている。チェ・ジンテクは、冬のサイパン遠征訓練のとき、普段一番好きだったＬＧの柳志鍱（ユ・ジヒョン）から直接フットワークと守備法を学んだ。三星（サムスン）の李承鎏（イ・スンヨプ）からは打撃のとき下半身を使う要領を学んだという。
「今日は最高の日です。とても嬉しくて何も思い出せず、興奮しています」。
水踰（スユ）小学校５年生の時に初めてグローブをはめたチェ・ジンテクは、今年プロチームの指名は受けることができなかったが、大学で最善を尽くして４年後には最高の内野手としてプロに進出する、と抱負を語った。
jaeyuna@donga.com
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