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左と右は崔成国と崔兌旭で アテネ五輪予選・日本戦

左と右は崔成国と崔兌旭で アテネ五輪予選・日本戦

Posted February. 20, 2004 23:14,   

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3月にアテネ五輪最終予選を控えているサッカーの韓国オリンピック代表は崔兌旭(チェ・テウク、23、仁川ユナイテッド)と崔成国(チェ・ソングク、21、蔚山現代)を前面に配置し、大阪征伐に乗り出す。

右ウィングの崔兌旭は日本キラー。昨年7月、東京アウェーゲームで行われた五輪代表の評価試合で豪快な30mのキャノンシュートを決めた。今年1月、カタール招請大会でも日本を相手に勝負を決定付けるゴールを決めて得点王に輝くなど、日本に強みを見せている。

左ウィングの崔成国は、昨年12月、アラブ首長国連邦(UAE)世界青少年選手権大会で日本に1—2で負けたことへの雪辱を狙っている。早い足と猪突的な突破は彼のトレードマーク。

とくに崔兌旭と崔成国は最近成人代表から排除された悔しさを、同日の試合を見守るコエリョ代表チーム監督の前で払うと覚悟を決めている。

金鎬坤(キム・ホゴン)監督は崔成国と崔兌旭の左右ウィングに中央攻撃手として鉠宰榛(チョ・ジェジン、水原三星)を先発投入して機先を制するという戦略。

ダイヤモンド型4角編隊を成すMFには、不動のプレイメーカー、金斗鍱(キム・ドゥヒョン、水原)が前で全体の流れをコントロールして、後方には守備型の金正友(キム・ジョンウ、蔚山)を配置し、左右サイドには朴圭善(パク・ギュソン、蔚山)と崔源権(チェ・ウォングォン、安養LG)を抜擢した。日本の「浮上する新星」平山相太(国見高校)の専担マークマンとしてはレバノン戦で追加ゴールを決めた鉠秉局(チョ・ビョングク、水原)を起用する予定だ。

山本昌邦監督の率いる日本は平山、田中のツートップにプレイメーカーの松井のトライアングルで韓国を攻略するとみられる。韓国は昨年、1勝1引き分けを記録するなど、1990年から五輪代表チームによる韓日戦で4勝2敗1引き分けの優位を見せている。

韓国は3月3日、中国戦を皮切りにイラン、マレーシアとホームアンドアウエー方式でアテネ五輪最終予選を戦う。アジアに割り当てられた五輪のチケットは3枚。出場する12カ国が3つのグループに分かれて試合を行った後、各組の1位が五輪に出場する。

一方、韓国青少年代表は昨年12月8日に行われた世界青少年選手権大会16強戦で日本に1—2の逆転負けを喫した後、2ヵ月ぶりに雪辱に燃える。

韓国と日本は青少年選手権大会以後、20歳以上の選手が抜けてほとんど新しいメンバー。しかし、当時正面対決をした朴監督と大熊清監督は「リターンマッチ」を繰り広げる。韓国は19日開幕した2008スターズカップの初試合で中国湖北省選抜チームに0—1で負け、日本戦の勝利を狙っている。湖北省で行われている2008スターズカップは韓中日の青少年チームと中国の湖北省選抜チームが参加してフールリーグで優勝チームを決める大会だ。



梁鍾久 yjongk@donga.com