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近鉄−オリックス合併説、具台晟と李承鎏に飛び火か

近鉄−オリックス合併説、具台晟と李承鎏に飛び火か

Posted June. 15, 2004 23:46,   

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日本のプロ野球が激変を迎えている。あいにくにも具台晟(ク・デソン、35、オリックスブルーウェーブ)と李承鎏(イ・スンヨブ、28、ロッテマリンズ)の進退と関わりのあるパ・リーグのビックニュースだ。

近鉄バファローズの親企業である日本鉄道の山口昌紀社長は、「オリックスと合併することで13日原則的に合意した」と発表した。近鉄はパ・リーグで一番長い歴史を持つ球団。しかし、年間40億円(約420億ウォン)に上る赤字で経営悪化に耐え切れず合併を決定した。

合併はオリックスに吸収される形。時期は7月7日に予定されている球団オーナー総会が開かれた後決まるが、早ければ来年シーズンに直ちに新しいチームが誕生することもできるという見通しだ。70年伝統の日本のプロ野球で合併は1957年ダイエーと毎日以後47年ぶりのこと。

問題はオリックスの経営状態もこうばしくないということにある。このため、二つの球団が合併されれば多くの選手が自分の意思であれどうであれ服を脱がなければならない。最近トレードの話が交わされている具台晟にも飛び火する可能性が高い。

それに今度の合併による連鎖合併も予想される。パ・リーグが奇数の5球団になってこのままリーグ運営を続ければ、1チームは必ず休まなければならない。これは興行に大きなマイナス要因に働く。日本最大の人気スポーツであるプロ野球全体の危機とまで取りざたされる所以だ。

これについてパ・リーグのある高位関係者は、「今回の合併は両大リーグの再編を狙ったものだ。もう1チームを減らして10球団単一リーグを採択し、東5球団・西5球団が東西で1位を選抜してジャパンシリーズを行う方法もある」と話し、早くから雰囲気を盛り上げている状態。パ・リーグはこれまで米国のインターリーグのようにセ・リーグとの交流戦を望んでいたが、セ・リーグの反対で霧散した。

問題はもう1球団が消滅するとしたら、ダイエーとロッテが有力候補として取り上げられていること。なおさら深い打撃スランプに陥っている李承鎏としてはもう一つ気になることができたわけだ。



張桓壽 zangpabo@donga.com