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朴主永、ウクライナ戦でハットトリック記録 第2のロナウド!

朴主永、ウクライナ戦でハットトリック記録 第2のロナウド!

Posted January. 18, 2005 22:45,   

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18日、カタール・ドーハで行われた05カタール8カ国招請青少年サッカー大会、韓国対ウクライナ戦。朴主永(パク・ジュヨン)はハットトリックを記録して3—2の勝利を牽引した。16日の中国戦では2ゴールを決めており、2試合で5つのゴールを成功させた。公式の国際大会で朴主永がハットトリックを記録したのは今回が初めてだ。

サッカー専門家らは、「朴主永の上昇の勢いは本当に驚異的だ」と言って感嘆している。朴主永の高校時代の先生のビョン・ビョンジュ・チョング高校監督は、「うまくやるとは思っていたが、こんなに急成長するとは思わなかった。このまま行けば、現役最高のゴールゲッター、ロナウド(29、レアル・マドリード)とも肩を並べられるのでは」と話した。

朴主永は多方面で「新サッカー皇帝」のロナウドに似ている。まず、ロナウドならではの華やかな個人技と電光石火のようなスピードに似ている。チョング高校1年生の時の01年、ロナウドの故国、ブラジル・リオデジャネイロのジーコクラブで約1年間個人技を磨いたため。

高校の時のIQが150を越えるほど頭の良い朴主永は、短い期間であったが、ブラジルサッカーの粋を身に付け、ジーコクラブでのコースを最高の成績で終えた。ビョン監督は、「朴主永は小中学校時代に勉強も全校1、2位になるほど優れた頭脳を持っていて、一を教えれば十を察する選手だ」と評価した。

ロナウドと朴主永は得点スタイルも似ている。「キラー」と呼ばれるゴールゲッターはゴールポスト前でうろうろしていて、アシストしてもらった時、チャンスを逃がさずにゴールを決めるスタイルと、個人技とスピードで自らゴールを作り出すスタイルに大別されるが、ロナウドと朴主永は後者に当たる。1970年、メキシコW杯大会の得点王・バオロ・ロッシ(イタリア)、1990年イタリアW杯得点王のスキラッチ(イタリア)らが高い決定力をベースに得点を上げるゴールゲッターだったとすると、02年韓日W杯得点王のロナウドと朴主永は自らゴールを作り出して、アシストに長けるほか、守備陣を無力化させる能力も備えたマルチプレーヤーだ。

金ジュソン・サッカー協会対外協力局国際専門委員(MBC解説委員)は、「絶好調に達している現役最高のスター・ロナウドと青少年選手の朴主永を今比較するのは無理があるが、ある面では朴主永の方がさらに優れている点もある」と話した。ロナウドは瞬発力と力の面では上だが、朴主永は青少年チームのフリーキックを独りで引き受けているほどキック力も優れていて、もっぱら訓練にのみ集中するまじめさまで備えているという。

この10年間、韓国サッカーの看板ストライカーとして活躍してきた黄善洪(ファン・ソンホン)全南(チョンナム)ドラゴンズコーチは、「体力訓練を続けてさらに力を付ければ、朴主永が世界的なスターになるのは時間の問題だ」と話した。



權純一 stt77@donga.com