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金珍圭、パラグアイ戦で同点ゴール

Posted January. 20, 2005 23:19,   

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「代表チームの最年少守備手」金珍圭(キム・ジンギュ、20、全南ドラゴンズ)が4日前の決定的なミスを帳消しにする「贖罪のゴール」を決めた。

20日、米ロサンゼルスのコリセウムで行われた韓国対パラグアイの親善試合。MFとして出場した金珍圭は後半3分、中央の左から金斗鍱(キム・ドゥヒョン)が蹴ったフリーキックをゴールエリア中央でヘディングし、同点ゴールを決めた。

国家代表チームの試合(Aマッチ)出場7試合目にしての初ゴール。16日のコロンビア戦で相手選手にボールを奪われる決定的な守備ミスで逆転ゴールを許していたため、喜びはひとしおだった。

前半ロスタイムの時、ペナルティーキックで先制ゴールを奪われた韓国は、金珍圭のゴールで1—1と引き分け、転地訓練の評価試合は1敗1引き分けとなった。パラグアイとの歴代戦績では1敗3引き分け。韓国は23日、スウェーデンを相手に米国転地訓練の最終評価試合に臨む。

青少年と五輪代表、国会代表チームを行き来しながら猛活躍している金珍圭のニックネームは「闘鶏」、「時限爆弾」、「キャプテン」。青少年代表チームの主将を受け持つほどカリスマがある上、闘志がみなぎり、気性が激しい。ボンフレール監督(59)は金珍圭のこうした闘志を高く評価して、青少年選手であるにも関わらず、代表チームの主力として起用している。

03年、安東(アンドン)高校を卒業した後、すぐプロの道を選んだ金珍圭は、ボンフレール監督の指導の下、「日々これ成熟している」という評価を受けている。

同日、パラグアイ戦で金珍圭は守備ラインを堅固に守りながらも逆襲に加わって攻撃の軸を成した。セットプレーの状況では積極的に攻撃に加わり、前半38分、朴圭善(パク・ギュソン)の右コーナーキックをヘディングでつなげ、強力なバリシュートを放つなど、パラグアイのゴールポストを威嚇し続けて、つい貴重な同点ゴールを入れた。

米国転地訓練はボンフレール号の世代交代の舞台。金珍圭が「永遠なリベロ」洪明甫(ホン・ミョンボ)と引退を控えている金泰映(キム・テヨン、全南)の空白を埋める、韓国サッカー守備ラインの希望になれるかどうか見守っていきたい。



金尙浩 梁鍾久 hyangsan@donga.com yjongk@donga.com