Go to contents

列島コートで大活躍する「バスケットボール夫婦」

列島コートで大活躍する「バスケットボール夫婦」

Posted March. 22, 2005 22:35,   

한국어

バスケットボールで縁を結んでから、いつの間にか30年を越える歳月が流れた。

最初は師弟関係であったが、結婚までした。今は一つのチームで、監督とコーチとして同じ道を歩くパートナー。彼らにはバスケットボール・コートが人生の全てだ。

日本女子バスケットボールリーグ(WJBL)のシャンソン化粧品のチョン・ジュヒョン監督(70)と李オクジャコーチ(53)夫婦。同夫婦は15日に終わったWJBLチャンピオン決定戦で、シャンソン化粧品を5年ぶりのトップに押し上げ、22日に金浦(キムポ)空港を通じて故郷に錦を飾った。23日、ソウル奨忠(チャンチュン)体育館で開かれるウリィ銀行との韓日女子バスケットボール・チャンピオン戦に出場するため、日本に帰化した河恩珠(ハ・ウンジュ、22、202cm)などシャンソン化粧品選手団と一緒に韓国入りしたのだ。

明るい表情で入国ゲートに入ってきたチョン監督と李コーチは、「選手たちが一塊になって一生懸命走ってくれたお陰だ」と謙遜の言葉を述べた後、「韓国の指導者たちが日本で認められるのは大変嬉しい」と口をそろえた。今シーズン、WJBLベスト4プレーオフには、シャンソン化粧品と、イム・ヨンポ監督のいる日本航空、チョン・ヘイル監督が指揮奉を取った豊田自動車がそろって進出したのだった。

3年間、富士通監督を務めて、今シーズンから夫のいるシャンソン化粧品に移り、優勝の胴上げまでしてもらった李オクジャコーチは、女性指導者としては史上初めて、日本女子バスケットボール優勝を獲得し、日本マスコミの注目を引いた。

チョン・ジュヒョン監督は、「一緒にコーチングスタッフとして働いているので気楽で、指導にだけ専念できるので良い」と自慢した。李オクジャコーチも、「一人であくせくするより頼りになるし、間違った部分はすぐ直せる。朝食を取り揃えること以外は、まともに内助ができなくて申し訳ない時が多いが」と本音を打ち明けた。

最近、独島(トクド)領有権問題で韓日関係が悪化したことに対し、彼らは、「韓日チャンピオン戦が取り消されるのではないか心配した。でも、スポーツだけは両国の友諠のため、続けなければならないと思う」と言った。

チョン監督と李コーチは1974年、韓国女子バスケットボール代表チームで初めて会った。当時、女子実業チームである第一(チェイル)銀行のコーチだったチョン監督が代表チームを指導することになり、商業(サンオプ)銀行(現ウリィ銀行)で現役生活をしていた李コーチを指導するようになったのだ。

チョン監督は第一銀行を経てコーロン監督を務め、1997年のチーム解体後、日本に渡った。李コーチは1978年、日本に進出し、シャンソン化粧品の選手として活躍した後、1979年引退し、信用保証基金コーチ、崇義(スンウィ)女子高コーチ、龍仁(ヨンイン)大監督などを歴任した後、01年から日本を舞台に指導者生活をしている。



金鍾錫 kjs0123@donga.com