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サッカー代表の洪明甫氏「W杯もWBCのように…」

サッカー代表の洪明甫氏「W杯もWBCのように…」

Posted March. 21, 2006 03:12,   

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「野球代表がベストをつくして国民に良い贈り物を与えたと思う。サッカー代表も16強進出という目標を達成するために精一杯頑張りたい」

サッカー韓国代表コーチの洪明甫(ホン・ミョンボ)氏。洪氏は韓国野球代表チームがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)4強進出の快挙達成を祝い、サッカー代表の2006ドイツワールドカップ(W杯)の1次目標を16強進出に置いていることを明らかにした。洪氏は「16強進出後の状況は、さまざまな影響要因があるので簡単には語れるものではない」と話した。

●新たに5〜10人、宝探し

洪氏は、代表コーチ陣が国内プロリーグを観戦しながら新たな選手発掘に取り組んでいることを明らかにした。洪氏は「名前が言える段階ではないが、それぞれの試合を見ながら優秀な競技力を見せた選手たちを念頭に入れている」と打ち明けた。21日にディック・アドフォカート代表監督が帰国すれば、洪氏と首席コーチのピム・ファーベック氏、コーチのゴットビ氏らが、これまでチェックしてきた選手5〜10人くらいを新たに推薦する予定だ。

新たに点検する選手たちは、代表のバックアップメンバーになる可能性が大きい。

現在、代表メンバーでは守備的MF李ホ(蔚山現代)と右DF趙源煕(チョ・ウォンヒ、水原三星)が負傷中で、左DF金東進(キム・ドンジン、FCソウル)は予選のサウジアラビア戦で退場処分を受けてW杯初戦のトーゴ戦に出れない状況だ。

洪氏は「負傷で代表のサイドDF陣に空白が生じた。特定選手だけに頼っていたところで、いざ当の選手が負傷で出場できなくなった場合に備えなければならない」と明らかにした。洪氏は「さらに試合を見ながらアドフォカート監督が判断することになるだろう」と話した。

洪氏は、代表合流説が流れている宋鍾国(ソン・ジョングク、水原三星)とGK金秉址(キム・ビョンジ、FCソウル)についても触れた。宗鍾国については「最近負傷から復活して水原での試合に出たところを見た」と言い、金秉址に関しては「彼の復帰については、まだコーチ陣の間で公式話題に上ったことがない」と話した。

●戦術理解度は80%水準

洪氏は「代表は現在、戦術理解の面で80%のレベルに達している。残る期間に完成度を高めたい。選手たちは負傷に気をつけてもらいたい」と話した。そのうえで、「野球が国民に喜びを与えたが、サッカーに対してはそれ以上に期待が高いと感じている。国民に良い贈り物を差し上げられるよう頑張りたい」と加えた。



bluesky@donga.com