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安貞桓が入り薛鐗鉉は落ちた W杯代表予備メンバー30人を発表

安貞桓が入り薛鐗鉉は落ちた W杯代表予備メンバー30人を発表

Posted May. 01, 2010 07:27,   

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「史上最強のメンバーだ。どの国に比べても全く顔負けしない」

30日、ソウル江南区論峴洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)にある複合文化空間「プラトゥーン・クンストハレ」。サッカー韓国代表の許丁戊(ホ・ジョンム)監督の表情には、自信が溢れていた。

許監督は同日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に備え、30人の予備代表メンバーを発表した。このうち23人が最終出場メンバー提出の締切日である来月1日前に召集されることになる。

許監督は、「個人の技術や戦術、理解力、現在の体調などを総合的に考慮して選考した。今後は大韓民国の代表選手という使命感を持って、練習や試合に臨まなければならないだろう」と強調した。

●最終メンバー23人は今月末に確定

サッカー選手にとって、W杯は、一生の思い出に残る舞台。最高の舞台であるだけに、緊張も人一倍だ。本大会を控え、各国の監督らが、経験豊かなベテラン選手を好むのはこのためだ。許監督も同様に、選手選考のキーワードに「安定」と選んだ。

予備代表メンバーには、史上最強の海外組が名を連ねている。朴智星(バク・チソン、29=マンチャスターユナイテッド)や李青龍(イ・チョンヨン、22=ボルトン)など12人が海外組だ。許監督は、「W杯のようなプレッシャーの強い大会では、大舞台でプレーした経験そのものが貴重な財産だ」と言い、「特に欧州組の足に期待をかけている」と明らかにした。

●「オールドボーイ」の李榮杓、金南一、李東国を起用

「オールドボーイ」らの名前も目に留まる。最近、競技力を巡り議論が持ち上がったにも関わらず、依然、代表GKとしてトップの座を守っている李雲在(イ・ウンジェ、37=水原三星)は、予想通り名を載せ、W杯4大会連続出場を目前にしている。

選手として4大会連続で代表に選ばれたのは、洪明甫(ホン・ミョンボ)五輪代表監督や黄善洪(ファン・ソンホン)釜山(ブサン)アイパーク監督だけだ。

最近、体調の回復振りを見せている安貞桓(アン・ジョンファン、34=大連實鄹)も堂々とメンバー入りした。引退したアル・ジャバー(サウジアラビア)とは3得点で、アジア選手としては、W杯最多得点記録を持っている安貞桓が、今大会で記録を塗り替えることができるのかにも関心が集まる。

「ライオンキング」李東国(イ・ドングク、31=全北現代)や李榮杓(イ・ヨンピョ、33=アル・ヒラル)、金南一(キム・ナムイル、33=トム・トムスク)、チャ・ドゥリ(30=フライブルク)も、豊富な経験を武器に主力の座を狙っている。

一方、国内に復帰までしながらW杯出場を狙った薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、31=浦項スティーラーズ)や金斗鍱(キム・ドゥヒョン、28=水原三星)らは、負傷の後遺症から立ち直れず、代表に呼ばれなかった。

●若手は金ボギョン、グ・ジャチョル、李スンリョルも

予想外の抜擢はなかったが、一部の若手の補足が目立つ。最近、20歳以下の青少年W杯で活躍した21歳の同じ年の3人である金ボギョン(大分トリニータ)、ク・ジャチョル(済州ユナイテッド)、李スンリョル(FCソウル)がその主人公。

「2つの龍(ヨン)」といわれる李青龍とキ・ソンヨン(21=セルティック)はすでに、代表のベスト11入りを果たした若手の先頭走者だ。浦項スティーラーズの攻撃の核となっているシン・ヒョンミン(24)と金ジェソン(27)も、最近熟達した技を掲げ、予備メンバー名を連ねた。

一時、個人的問題のため代表から離れていたファン・ジェウォン(29=浦項)や負傷の影響から選抜が不透明だったヨム・ギフン(27=水原)、金チウ(27=ソウル)も、劇的に合流し、新たな競争を予告した。

今回選ばれた選手らは10日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)の国家代表トレーニングセンターに召集され、16日に行われるエクアドルとの強化試合に備える。



niceshin@donga.com