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日本プロ野球選手の平均年俸、韓国選手より6倍以上

日本プロ野球選手の平均年俸、韓国選手より6倍以上

Posted May. 11, 2011 07:36,   

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韓国と日本の経済格差はかなり縮小した。先月、国際通貨基金(IMF)の発表によると、昨年、韓国の1人当たり国内総生産(GDP)は2万591ドルだった。4万2820ドルの日本の半分ぐらいだ。しかし、両国で最も人気スポーツのプロ野球では、相変わらず大きな格差がある。日本プロ野球選手は、韓国選手に比べ、平均で6倍以上多い年俸をもらっていることが明らかになった。

●日本、韓国の6倍以上

日本プロ野球選手会は今季、登録選手734人(外国人選手除外)の年俸を調査した結果、1人当たりの平均年俸は3931万円(約5億2700万ウォン)に達すると、9日発表した。これは、選手会が調査を始めた1988年以来、最も高い金額だ。これに比べ、韓国野球委員会(KBO)が2月に発表した韓国選手406人の平均年俸は8704万ウォンだ。

日本プロ野球で最も年俸の高い球団は、熱血ファンの多い阪神だ。金本知憲、藤川球児、城島健司ら人気スターがいる阪神の平均年俸は5546万円(約7億4350万ウォン)で、国内最高年俸球団のSKの平均年俸1億1402万ウォンの6.5倍に達する。1988年から08年まで14年連続で1位だった巨人は、4729万円(約6億3400万ウォン)で昨年3位から4位へ順位を下げた。

日本の最高年俸選手は日本ハムのエース、ダルビッシュー有。彼は年俸5億円(約67億265万ウォン)だ。年俸7億ウォンは韓国の年俸キング、金東柱(キム・ドンジュ=斗山)の10倍近い。しかも、日本選手は年俸の他に、オプション契約をする場合が多く、成績が良ければ、より多くの年俸を受け取る。自由契約選手(FA)になった韓国選手が先を争い、日本プロ野球への進出を打診するのもそのような理由からだ。

●億ウォン台の年俸、韓国は昨年比10人減少

韓国プロ野球の億ウォン台年俸選手は、昨年より10人減少の100人だった。優秀選手の目安といえる年俸1億円(約13億4000万ウォン)以上の日本選手は、80人と集計された。これもやはり歴代最多数字だ。リーグ別にはセ・リーグが38人、パ・リーグが42人だ。朴賛浩(パク・チャンホ)と李承鎏(イ・スンヨプ=以上オリックス)、金泰均(キム・テギュン=ロッテ)、金炳賢(キム・ビョンヒョン=楽天)ら韓国選手が多くプレーしているパ・リーグに良い選手が多いという意味だ。

球団別の億ウォン台年俸選手は、阪神と中日がそれぞれ9人で最も多く、ロッテ、西武、日本ハムは8人だった。一方、オリックスと横浜は3人で最も少なかった。オリックスと横浜は9日現在、それぞれパ・リーグとセ・リーグの最下位になっている。



uni@donga.com