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食べ物のアレルギー、血一滴で診断

Posted August. 20, 2001 09:51,   

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数十種類の食品アレルギーを一度で診断できる蛋白質チップが開発された。

バイオ工学ベンチャーの(株)フードバイオテック(チ・ファジョン代表)は一滴の血で特定食品に対するアレルギーいかんを診断できる蛋白質チップを世界初めて開発し、先月世界特許(出願番号10—2001—0040678)を出願したと、20日明らかにした。

フードバイオテックは、特定の食品から抽出した蛋白質を、スライドの上に点の形で付着させた後蛋白質に反応する程度によって該当食品にアレルギー抗体が存在するかどうかを判断する原理を活用し、蛋白質チップを作った。

このチップは横3.3cm×縦2.2cmの大きさで玉子、牛乳、大豆、豚肉、鶏肉など82の項目のアレルギー検査が可能だ。フードバイオテックは来月までおよそ200の項目のアレルギー検査が可能なチップを開発する計画だ。

フードバイオテック・研究開発チーム長のキム・テウン氏は「既存の検査方法は各食品別に個別で検査するためたくさんの時間がかかったが、このチップを活用すれば約8時間で数十種類の項目をいっぺんに検査できる」と説明した。

フードバイオテック側は現在穀類、果物、野菜、魚類、ソースなど60の基本項目に対する食品アレルギー検査のサービスを30万ウォンで提供している。既存の検査方法の場合、数百万ウォンの費用がかかる。アレルギー性疾患は、環境汚染とインスタント食品などによって最近急増している。幼児の25%と成人の10%がアレルギーによるアトピー皮膚炎の患者であり、全国民の8%が食品アレルギーと関連が深いアレルギー患者であるものと推定されている。



李浩甲 gdt@donga.com