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本当の姉と弟だとは知らなかったでしょう?

本当の姉と弟だとは知らなかったでしょう?

Posted December. 12, 2003 03:26,   

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「兄弟や姉弟演技者の場合は、片方があまりにも有名ですと、もう片方は影が薄くなるのが普通じゃないですか。幸い私は陰が大きくなくて、弟に被害を与えそうにないです。ところで、近ごろはかえって『李ワンのお姉さん』と呼ばれるようになるんじゃないかと思います」(金テヒ)。

金テヒ(23)、金ヒョンス(19、芸名:イワン)の姉弟タレントがSBSの「天国の階段」(シナリオ:朴ヘギョン、演出:李ジャンス、水曜・木曜夜9時50分)に出演している。

金ヒョンスはシン・ヒョンジュンの10代時代を演じて印象深い演技を披露し、金テヒは11日放送分から金ヒョンスの大人の配役であるシン・ヒョンジュンの妹に出演している。金ヒョンスはドラマ3回以後、その役が大人の方に移ったため、これ以上出演しないが、途中に回想シーンが多くて、金テヒ、ヒョンス姉弟がテレビに同時に映る場合もある。

3日初放送された「天国の階段」はクォン・サンウ、チェ・ジウ、シン・ヒョンジュン、金テヒが慣習とタブーを破って繰り広げる4人の男女の愛の物語りで20回作。製作スタッフはドラマの焦点が薄れることを憂慮して、金テヒと金ヒョンスが「姉と弟」であるという事実を隠してきた。金ヒョンスの芸名は朝鮮王朝の曉鐘(ヒョジョン)の時、北伐政策を展開した李莞(イ・ワン)将軍の名にちなんで付けられた。

このドラマでデビューしたイワンは、国民(グクミン)大学体育学科に在学中で、200人余りのタレント志望生の中から選ばれた。彼は3回しか出演していないが、インターネットに300余りのファンカフェーができて、会員数が6万人を越えるほど人気が高い。

劇中でイワンが教室の窓の外で足にギプスをしたまま、「ハン・ジョンソ、あんたは僕が好きなのか嫌いなのか」と書いた大きな紙を持って立っているシーンも話題を呼んでいる。「○○ちゃん、あんたは僕が好きなのか嫌いたのか」という言葉はもう10代の間で流行語になっている。

シン・ヒョンジュンはイワンに対して、「演技があまりにも上手で、テレビを見て何度も泣かされた」とインターネット掲示板にものを書いたりもした。

ソウル大学出身のタレント、金テヒはこのごろSBSのシツエイション・コメディー 「フンブさんち、いきなり大金持ちになったぞ」と「天国の階段」で「天使と悪女」という相反した役柄を演じている。「天国の階段」で彼女が扮するユリ役は目標を達成するためなら手段と方法を選ばない一方、愛する人の前では愛嬌を振りまく二重的な人物。

金テヒ・ヒョンス姉弟は家や撮影場で互いの演技について助言を惜しまない。しかし、演技の素人の弟が陰うつで反抗児的なキャラクターを驚くほどよく表現することについて、金テヒは衝撃を受けると言った。

「普段から弟の方が私より感性がはるかに豊かだということは分かっていたんですが、こんなに差が開くとは思っていませんでした。演技を始める前は私が台詞の方法を教えたりしていたんですが、近ごろはむしろ私の方が意気消沈してしまい」(金テヒ)

イワンは「お姉さんの泣く演技最高です。今度は閉鎖的性格の役柄を演じたんですが、もともと私の性格は明るいです。ソル・ギョング先輩のように多様なキャラクターの演技がやってみたいです」と話した。



田承勳 raphy@donga.com