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「日本の歴史教科書は外交的な挑発」

Posted April. 11, 2001 11:05,   

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国会では10日、李漢東(イ・ハンドン)国務総理を出席させ統一、外交、安保分野における政府に対する質問会を開き、日本の中学校社会(歴史)教科書の歪曲問題に対する政府の対策について問い質した。

朴源弘(パク・ウォンホン/ハンナラ党)議員は政府に対する質問で「日本の教科書検定合格は韓国と中国、東南アジア諸国に対する明確な精神的な侵略であり、外交的な挑発」だとし、「今や金大中(キ厶・デジュン)大統領が沈黙姿勢から脱皮し、直接手を尽くすべき時だ」と主張した。

また金景梓(キ厶・ギョンゼ/民主党)議員は政府の対応案として、▽日本の国連安保理の常任理事国入り反対▽韓日議員連盟ソウル総会の無期延期▽日本極右派を背後で支援する産経新聞ソウル支局の閉鎖▽日本明仁天皇の韓国訪問の招請の取り消しーーなどを取り上げた。

一方、国会の統一外交通商委員会の朴明煥(パク・ミョンファン/ハンナラ党)委員長はこの日の主要当直者会議で、日本の歴史教科書の歪曲問題に対する対策を設けるため、与野党議員約20名の国会特別委員会の構成を提議し、韓日パートナーシップ共同宣言(98年)と韓日協定(65年)の廃棄および日本製品の不買運動などを提案した。

民主党の朴相千(パク・サンチョン)、ハンナラ党の柳興洙(ユ・フンス)、自民連の趙富英(チョ・ブヨン)議員らの韓日議員連盟の韓国側幹部らと民主党の金泳鎮(キ厶・ヨンジン)、ハンナラ党の李康斗(イ・ガンドゥ)、自民連の元哲喜(ウォン・チョルヒ)議員らの「国会朝さん祈祷会」所属の一部議員らはこの日、歴史教科書検定の合格に抗議するため日本へ向かった。

彼らは日本の政関係幹部らと会同し、歴史教科書の再修正を要求する計画だ。



ムン・チョル、キム・ジョンフン記者 fullmoon@donga.com