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政府、日本教科書歪曲是正に全力対処

Posted April. 13, 2001 11:19,   

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政府は12日、日本歴史教科書の歪曲問題の解決に向けて、▽日本の国連安保理事国への進出反対▽日本文化開放の延期▽国際的な共同対応ーーなどをまとめ「尽くし得る全ての手段」で全力を投じて対応していくことにした、と明らかにした。

これは教科書問題を他の外交懸案と分離して対応するという当初の方針から大きく転換したものであり、日本政府の誠意ある措置がない場合、98年10月の「21世紀の新たな韓日パートナーシップ共同宣言」以降進展してきた両国間の友好協力関係が急速に梗塞する可能性もある。

政府はこの日、金相権(キ厶・サングォン)教育人的資源部次官の主宰で外交通商部、教育部、女性部、青瓦台(大統領官邸)の国務調整室などの関係部処の局長級閣僚らと一時帰国した崔相竜(チェ・サンリョン)駐日韓国大使が出席したなか、「日本歴史教科書の歪曲対策班」の初会議を開き、このような立場をまとめた。

政府当局者は「歪曲教科書の是正のためなら、可能な全ての外交的な措置を利用して日本を圧迫していく」とし、「決して短期的な対処に止まらず、最後まで厳しく対処していく方針だ」と強調した。

なお、政府の高位幹部は「日本は今回の教科書歪曲問題により、国際社会の指導国としての資格を喪失した」とし、「日本の今回の措置は大きな過ちであり、今後も大きい損失を被るだろう」と警告した。

同幹部は「教科書問題は原則的な問題であるため、断固として妥協できない。我々(韓国)はこれに対してあらゆる対応カードを持っており、今後も執拗かつ容赦なく日本が覆い隠そうとする恥部を国際社会に暴き出す努力を続ける」と付け加えた。



夫亨權(ブ・ヒョンゴン)記者 bookum90@donga.com