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日本「新しい教科書をつくる会」の常識以下の韓国侮蔑発言

日本「新しい教科書をつくる会」の常識以下の韓国侮蔑発言

Posted April. 22, 2001 17:41,   

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日本の歴史歪曲教科書を作った「新しい歴史教科書をつくる会」(以下「つくる会」)が主催したシンポジウムで韓国と中国を侮蔑する暴言が相次ぎ、大きな波紋を投げ掛けるものと予想される。

21日、東京都文京区のシビックセンターで開かれた「つくる会」主催のシンポジウムに招待され、講演した台湾出身の評論家黄文雄氏は「韓国、中国、台湾の学者には日本の教科書を検証するだけの力がない」と述べ「これら3国の学者の歴史に対する学力はとても低い」という暴言をはいた。

「つくる会」の西尾幹二会長はこのような暴言に対し「韓国と中国の学者は日本の教科書を調査したり、研究する資格がないという講演者黄氏の発言があったが本当にそう思う」と述べ、黄氏の発言に同調した。

「つくる会」の理事で漫画家の小林よしのり氏は「日本が韓国と中国に対して不満を言っても何の得にもならない」と言い「韓国と中国には民主主義と言論の自由がなく、感情だけで対応してくるために論議が成り立たない」との極言をはいた。

「つくる会」の西部邁理事は「韓国と中国が内政干渉をするというのは子供みたいな対応だ」と言い「2国が日本の内政に干渉するなら、日本も堂々と2国の内政に干渉すればいい」と語った。

「つくる会」側はこの日「検定を合格した教科書を、より多くの人が読むことができるように、教科書ではない一般図書として販売することに決め、現在手続きを行なっているところだ」と明らかにした。



沈揆先(シム・ギュソ¥ン)特派員 ksshim@donga.com