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[人物]南山の散歩が最高の薬!

Posted May. 22, 2001 11:35,   

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趙翁とクンビは、ヒルトンホテルの職員や南山(ナムサン)散歩路付近の住民がほとんど知っているほどの「有名人」だ。趙翁とクンビと共に記念撮影をして帰る長期滞在の外国人も10人近くいる。

「世界保健機構(WHO)の発表によると、韓国国民の体力水準は世界97位とのことです。体力は即ち国力だというのに…」

26歳の時からボディービルをはじめ、それ以来風邪をひいたことのない趙翁の体格は、20代のボディビルダーを思い起こさせる。実際に1ヵ月前に国民体力センターで受けた体力テストでも「20代」との結果が出て、検診にあたった医師は舌を巻いた。特に体脂肪指数が9.5と、プロのスポーツ選手の平均13—15よりも大分低い。

「殆どの人は、なんとかっていう食べ物が体にいいって聞くと、わんさか集まるね。例えば、テレビで医者がビタミンがいいって言うと、薬屋のビタミン剤が売り切れて…。だけど、そんなものは全て意味のないものだよ」。

自分に合った運動を規則正しく行い、食事さえきちんとしていれば、それがビタミンとなり、最高の薬となるというのが趙翁の持論だ。

「運動する時間と場所がないだって?それは言い訳だよ。腹筋、腕立て伏せなど、スポーツ器具なんかなくたって充分に運動の効果はあるんだ」。

趙翁は6月29日に開かれる「ミスターコリア選抜大会」の50歳以上の中年部門に出場する予定だ。大韓ボディービル協会に正式に登録された選手、1500人の中で最高齢の選手だ。

趙翁は、最近では大会に向けて、朝の5時半には起床し、散歩を終え、7時にデウ建設職員300人余りに健康体操を教授し、1日4—5時間ずつ、ウエイトトレーニングを行なっている。

「なんで聞きたいことがあるくせに聞かないんだ?当ててみようか?まだ1週間に2—3回はいけるよ。うちの嫁さん、いい旦那に恵まれただろう?違うか?」。



李浩甲 gdt@donga.com