Go to contents

つくる会の歴史教科書執筆陣、韓国関連の6ヵ所訂正

つくる会の歴史教科書執筆陣、韓国関連の6ヵ所訂正

Posted July. 02, 2001 19:54,   

한국어

韓国が修正を求めている日本の中学校歴史教科書の執筆陣と出版社が2日、韓国関連の内容6ヵ所を含む9ヵ所を自ら訂正すると文部科学省に申請した。

問題となった歴史教科書の執筆陣の「新しい歴史教科書をつくる会」の西尾幹二会長と同教科書の出版社である扶桑社は、「韓日合併」と関連した記述の中で、「一部に合併を受け入れる声もあった」という部分を削除し、「中国の服属国であった朝鮮」などの2ヵ所の記述を「朝鮮は中国の強い政治的な影響下にあった」と改めたという。

また「つくる会」は、「海を渡来してきた大和政権の軍隊は百済と新羅を助けて高句麗と激しく戦った」との記述の中で「新羅を助けて」という部分、そして1950年に勃発した朝鮮戦争と関連する記述の中で「これまでの国境線だった北緯38度線」との表現の中で「これまでの国境線だった」という部分を削除すると明らかにした。

西尾会長はこの日、発表した「訂正申請に関する談話」という声明を通じて、韓日合併の記述の中での対象は「当時20数万名の会員を所有した一進会を指したものだったが、会員らの意図が確実に果たされたという証拠もないため、改めることになった」と述べた。

「つくる会」が自ら修正を申し入れたのは、文部科学省の修正指示によって訂正したのではなく、自らの判断によって訂正をしたという点を強調するためと受け止られる。

文部科学省は今週中に韓国側の修正要求に対する検討結果を発表すると見られている。



沈揆先 ksshim@donga.com