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熱帯夜の健康法

Posted July. 03, 2001 19:51,   

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ここ数日、夜も気温が25度を超える熱帯夜現象が続いている。

熱帯夜で熟睡できず寝不足状態になると、全身がだるく、頭痛や消化不良に悩まされることになる。

熟睡に適した室内温度は20度程度で、これより高くなると、人体の中枢神経系が興奮状態になるため、寝付き難くなる。眠りに付いたとしても、熟睡にあたる「レム(REM)」が減り、度々目が覚めてしまうことになる。

熟睡のためには、△夕方軽く運動して、寝る直前には運動を控える△寝る前に冷たい水よりはぬるま湯でシャワーを浴びる△夜はできるだけ水を多く飲まないようにする△お腹がすいた時には暖めた牛乳をコップ一杯程度飲む△タバコやコーヒー・酒・チョコレート・炭酸飲料水などは避ける△寝そびれた場合でも決まった時間に起きて「バイオリズム」を正常に保つようにする。

また、寝そびれた場合、昼食後20〜30分程度の昼寝は役に立つが、30分以上睡眠をとると不眠症の原因になるので、気をつけるようにする。

成均館(ソンギュンガン)大学医科大学三星(サムスン)ソウル病院家庭医学科のソン・ユンミ教授は、「熱帯夜でクーラーを1時間以上付けっぱなしにして、室内の湿度が30〜40%水準に下がると、呼吸器の粘膜が乾いて風邪にかかりやすくなる」と言い、「過渡に低い温度は、冷房病および風邪の原因になるので留意すべき」だと述べた。

なお、扇風機を付けたまま寝る時には、必ず窓を開けて体温の低下や窒息死の予防措置を取るようにする一方、慢性肺疾患を患っている患者や子どもや老弱者は、なるべく風に直接あたらないようにする。

熱帯夜とともに昼間の蒸暑い日々が続いている。暑い日が続く時には、片手間に涼しい所で休みながら水を多く飲むのが最善の方法。真夏には、普通の人の場合で1日コップ10杯程度(1.5〜2リットル)の水が必要とされる。水を過渡に飲みすぎると、食欲不振の原因になる可能性もあるため、一度にたくさん飲むよりは、少しずつ分けて頻繁に飲むようにする。



李成柱 stein33@donga.com