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日本、韓国漁船の北方四島沖操業で取締船急派方針

日本、韓国漁船の北方四島沖操業で取締船急派方針

Posted July. 12, 2001 20:30,   

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韓国と日本は13日午前、ソウルの政府中央庁舎で、韓国漁船の北方四島沖でのサンマ漁開始(15日)を控えて詰めの協議を行う。

これと関連し、日本政府は最近、日本とロシアとの間で領土紛争を展開している北方四島沖について、韓国が日本の排他的経済水域(EEZ)として事実上認め、韓国漁船が日本の許可を得て操業する交渉案を示したが、韓国側が拒否したことが分かった。

政府当局者は、「日本政府が提示した案の通りならば、北方四島をめぐる日ロ間の根深い領土紛争に巻き込まれる恐れがあり、交渉案の受け入れは困難だ」とし、「この問題に対する韓日両国の協議は、基本的に韓国とロシア間の合意を前提にしなければならない」と述べた。

韓国政府は、13日の協議でも日本政府が代替漁場の提供など現実的な対案を提示しない限り、予定通り15日から北方四島沖でのサンマ漁に着手するという立場を日本側に改めて伝える方針だ。

一方、日本水産庁は12日、北方四島沖に取締船3隻を派遣し、韓国漁船のサンマ漁を制止する方針の模様だ。

499トン級の「シンリュ」など、取締船3隻は韓国漁船が操業開始を強行する予定の15日前後、周辺の公海でスピーカーとビラを使って操業中止を要求する考えだという。

しかし、公海上で日本が韓国漁船を取り締まる権限がなく、ロシア管轄海域の中で日本漁船が活動する場合、ロシア国境警備隊が制止する可能性もあり、韓国漁船と衝突する可能性は少ないと見られている。



夫亨權 bookum90@donga.com