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日本歴史教科書の採択反対動き拡散

Posted July. 19, 2001 09:51,   

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「新しい歴史教科書をつくる会」が編纂した中学校歴史教科書の採択を反対する運動を繰り広げている日本の市民グループの最大組織である「子供と教科書の全国ネットワーク21」は18日、「日本全国で543ヵ所の教科書の採択地区(公立)のうち、18日の時点で20%ぐらいが教科書を決めた」とし、「そのなかで会側が編纂した歴史教科書を採択した所は一ヵ所もないことが分かった」と伝えた。

同組織の俵義文事務局長は、記者会見を行いこのように述べ「採択率10%を目標としている会側の狙いは相当はずれている」と言い、「少なくとも公立中学校では会側の教科書を採択するところがなくなるまで、最後まで努力する」と付け加えた。

俵事務局長はまた、「会側の教科書の採択率が低いのは、韓国と中国の反発が激しいうえに良心のある市民たちが積極的に協力しているため」だと分析した。同組織はこれまで3000人余の市民が1100万円の援助金を集めて、朝日・読売・毎日新聞などに会の教科書に反対する意見広告を掲載してきたが、今後も韓国の東亜(トンア)日報にも同じような広告を載せる予定だと明らかにした。

「全国ネット21」によると、米国と英国、オーストラリアなど英語圏国家の教授ら109人が、会の教科書が歴史教科書として不適切だという内容の共同声明書を発表しているという。



ksshim@donga.com