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日本人市民運動家、日帝に徴用された韓国人の慰霊碑建設を推進

日本人市民運動家、日帝に徴用された韓国人の慰霊碑建設を推進

Posted August. 01, 2001 10:20,   

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「何の罪もなく犠牲になった多くの徴用被害者への罪を償う気持ちで韓国に参りました」。

日本群馬県で市民運動家として活躍している「群馬平和遺族会」事務局長の中山敏雄(58)氏は30日、来韓して韓国人徴用犠牲者遺族らを捜し求めている。

中山氏は「天皇制」を拒否し、これまでも日本の戦争責任を絶えず取り上げてきた。現在、韓国人犠牲者の霊を称えるため、日本で慰霊碑建設を進めている。

日本には徴用中国人を称える慰霊碑はあるが、韓国人慰霊碑はないことに気づき、その建設を進めている中山氏は、98年9月から3年間にわたって市民らを相手に1人当たり1000円募金運動を展開して500万円を集めた。今後も300万円をさらに集める計画で、来年1月ごろには群馬県内に慰霊碑を完成させる考えだ。

中山氏の父親も強制徴用されて死亡しており、父の死を無駄にさせまいと、これまで日本政府の責任を訴え続けてきた。そして、韓国の太平洋戦争犠牲者遺族会が91年、東京地裁に日本政府を相手取って損害賠償請求訴訟を起こした時から、韓国人犠牲者らについての関心を抱いてきた。

氏は「被害者だと思っていた私が加害者であることを自覚し、韓国人に面目がない」とし、「若い時に異国で命を亡くした韓国人徴用犠牲者らが、全員が私の『父親』だという事実を悟った」と述べた。

中山氏は「日本は謝罪どころか歴史教科書の内容まで歪曲して、一般の日本人に恥じをかかせている」とし、「韓国人慰霊碑を建設し、そのご子息を探し求めて謝罪することだけが日本国民の一人として果たすべき道理だと思う」と付け加えた。



changkim@donga.com