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「侵略合理化のための嘘、子供たちに恥かしくないのか」

「侵略合理化のための嘘、子供たちに恥かしくないのか」

Posted August. 16, 2001 09:55,   

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日本の裁判所で歴史わい曲教科書に対する制作・配布禁止の仮処分申請訴訟を進めている咸承熙(ハム・スンヒ)、宋永吉(ソン・ヨンギル、以上民主党)、鞖基善(ベ・ギソン、自民連)、金元雄(キム・ウォンウン、ハンナラ党)議員らが、裁判所に提出する予定の最後の陳述書を15日公開した。

議員らは、自分たちのの身分をそれぞれ「3.1運動(独立運動)当時、叔父が万歳運動を繰り広げていたが、日本警察の振りかざした刃で命を落とした」(咸議員)、「任辰倭乱(イムジンウェラン1592〜1598、慶長・文禄の役)の当時、倭軍と戦った全羅(チョルラ)左水軍節度使・宋希立(ソン・ヒリッブ)将軍の子孫」(宋議員)、「日帝(日本帝国主義)植民地支配時代光州(クァンジュ)学生義挙を起した光州第一高校出身」(鞖議員)、「父は光復軍(独立運動軍)」(金議員)だと明らかにし、注目された。

次は陳述書の要旨。

▽咸議員=歴史わい曲教科書は、韓国併合に対し、「韓国内の一部では併合を受け入れようという声もあった」と記述している。これは日帝の反人倫的侵略行為を無理に合理化しようとする悪意に満ちた虚偽の記述だ。

▽宋議員=同教科書は、日本の歴史を徹底的に国家主義的観点から記述している。韓日両国の子供らに誤った内容の歴史教育を受けさせることは、耐え難く苦しいことだ。

▽鞖議員=日本政府が歴史わい曲教科書を修正するか、或いは日本司法部わい曲教科書の配布と販売を禁止することが、未来指向的な韓日関係を修復する第一歩になると信じている。

▽金議員=同教科書の検定通過の直後、日本の良識のある学者らと諸市民団体が激しく反対運動を繰り広げるのを見て我々は希望を持てるようになった。



文哲 fullmoon@donga.com