Go to contents

第2・4半期の成長率2.7%

Posted August. 22, 2001 10:17,   

한국어

輸出と設備投資の不振によって、今年第2・4半期の経済成長率が2.7%まで落ち込んでいる。これは通貨危機直後の98年第4・4半期の−5.9%成長以来最も低い成長率となる。

成長率が伸び悩んでいる背景には、輸出の不振と深刻な投資不振が続いているからだと見られる。陳稔(チン・ニョム)副総理兼財政経済(財経部)長官は今年の韓国経済の成長率が3%台に後退する可能性があると、先日初めて言及した。

韓国銀行(韓銀)は、第2・4半期中の実質国内総生産(GDP)が前年同期比2.7%増になったと21日発表した。6月末の韓銀の予想成長率は、3.4%だった。

韓銀の発表によると、全体経済成長率に占める輸出の寄与率が第1・4半期の119.8%から第2・4半期には23.5%へと急落した反面、民間消費の寄与率は12.7%から54.3%へと高まっており、成長の内容も悪化しているということ。

とりわけ設備投資も2桁の減少率となり成長率を後退させた要因となっている。また国民が肌で感じる体感景気を示す実質国内総所得(GDI)は第2・4半期中、前年同期比0.5%増にとどまり、成長率よりさらに後退している。

7、8月に入ってからも輸出が前年に比べて20%以上減少し、設備投資も減りつつあり、年間成長率は3%台前半にとどまるものと見られている。これは韓銀が6月末に下方修正して発表した3.8%よりさらに低くなるもの。

陳副総理は同日、ソウル・ロッテホテルで開かれた韓国政学研究所主催の朝食会を兼ねた講演で、「第2・4半期の経済成長率が2.7%に止まるなど、直近の経済状況が悪化しているものの、第4・4半期には経済成長率が5%台まで持ち直し、年間では3〜4%の経済成長率を達成できるだろう」との展望を示した。



hcs@donga.com