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日本、中国居住の元慰安婦の買収を試みる

日本、中国居住の元慰安婦の買収を試みる

Posted August. 25, 2001 10:17,   

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日本が今月初め、中国・黒龍江省・東寧県に生存している元日本軍慰安婦4人を金で買収し口を塞ごうと試みたが失敗したと、香港の中国寄りの新聞「大公報」が24日報じた。

これは、同新聞が中国国防省機関紙の「中国国防報」23日付けの報道を引用して報じたもの。「大公報」によると、8月初め、日本人2人が東寧県に居住する李鳳雲、金淑蘭、池桂花、李光子の4人の元軍慰安婦に対し「かつて日本軍の慰安婦だったという事実をこれ以上話さないならば大金をやる」と買収を試みたとされる。

この4人は、札束を差し出した日本人が自分達を買収して日本政府を相手取った賠償訴訟を諦めさせようとしていると直感し、「日本人が我々に加えた苦痛と傷は、何代過ぎても忘れない。金で口を塞げると思うのか。一日の命でも、強盗のようなお前達を罵りながら生きる」と拒否したと、同新聞は報じた。

新聞は、この4人が朝鮮半島から軍慰安婦として連れて行かれたのかについては明らかにしていないが、一部は韓国出身者であると推定されている。

これと関連して、北京の在中韓国人会関係者らは「一部の日本人が中国に生存する韓国人元軍慰安婦に買収の手を広げたことは一度や二度ではない」とし、「組織的行動と見られることから、日本の右翼団体や政府機関に扇動されたものである可能性が大きい」と話している。

一方、中国国防省は、「日本の軍国主義勢力が過去を隠蔽し抹殺しようとしているが、このような企みは決して成功しないだろう。軍国主義の罪状は隠せば隠すほど浮き彫りになる」と指摘している。



李鍾煥 ljhzip@donga.com