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韓国株式市場、健全性では世界最下位

Posted August. 28, 2001 09:39,   

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経済協力開発機構(OECD)加盟国などを含め主要47カ国を対象に株式市場のインサイダー取引の程度を指標にした健全度を調べたところ、韓国が39位の下位グループにとどまっていることが分かった。

27日全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院によると、スイスの国際経営開発院(IMD)が昨年基準で「インサイダー取引が株式市場で珍しくない程度」を集計した結果、韓国は47カ国のうち39位となった。

これはコロンビア(30位)やメキシコ(31位)、南アフリカ共和国(32位)、中国(33位)、マレーシア(35位)、インド(36位)などアジアと中南米、アフリカの一部の国より韓国の方がインサイダー取引がさらに多いという解釈ができる。

韓国のインサイダー取引指標順位は97年に25位だったが、国際通貨基金(IMF)管理体制下に入っていた98年には29位に下がり、国内株式市場が最高の好況を見せていた99年には40位に墜落したとIMDは評価した。

一方、昨年の指標でデンマークは首位となり、インサイダー取引が最も珍しい国として選ばれ、2〜10位はフィンランドとシンガポール、ドイツ、オランダ、オーストラリア、ニュージーランド、ルクセンブルク、カナダ、アイルランドの順となった。ロシアは47位と最下位を記録した。

しかし、株式市場の株式発行額基準では、韓国(3085億ドル)が15位にランクされ、98年と99年ともに32位だったのと比べれば、17ランクも向上した。台湾(3760億ドル)は13位、中国(3197億ドル)は14位と韓国よりは先を行っている。株式発行額指標第1位はアメリカ(13兆4510億ドル)で、日本(2兆4958億ドル)、イギリス(2兆3743億ドル)、ドイツ(1兆740億ドル)、フランス(9915億ドル)、オーストラリア(8743億ドル)、スイス(6892億ドル)、香港(6060億ドル)などの順となっている。



leej@donga.com