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コスダック過去最低、50.21記録

Posted September. 15, 2001 09:27,   

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アメリカの報復攻撃が差し迫っているという報道を機に、株式など国内金融市場が再び不安な様相を呈している。コスダック(韓国店頭株式市場)指数が過去最低値を記録し、急激なウォン安ドル高が進むなど、金融市場では2日前のパニック(恐慌)状況が再燃した。一方、国庫債の流通利回りが過去最低水準に落ち込んだ。

14日コスダック指数は前日より3.98ポイント(7.34%)急落した50.21で引け、97年7月コスダック市場が取引を開始して以来、最低水準を記録した。従来の過去最低値は昨年12月26日に記録した52.58。証券取引所の指数はコスダック指数の半分程度の下落率を示したが、結局前日より16.96ポイント(3.40%)低い482.29で取引を終え、前日の上げ幅を相殺した。

この日のコスダック指数は一時49.31まで急落、50の大台を割り込んだが取引が終わる直前にやっと50台を回復した。アメリカが報復攻撃に踏み切った後繰り広げられる国際金融市場の状況が不透明だという不安感が強まり、とにかく株を売りさばこうとする投売りのムードが市場を支配した。これに加え一部銘柄の倒産説によって落ち幅がさらに拡大し、330銘柄のストップ安を含めて620銘柄が下落した。

証券取引所もこの日2.10ポイント下げた497.15と比較的良好なスタートを切ったが、コスダック市場の急落を受けて個人投資家が大挙して投売りに出たため、480台をやっと維持することができた。

個人投資家が株式市場とコスダック市場でそれぞれ928億ウォンと203億ウォンを売った反面、外国人投資家と個人投資家は押し目買いのチャンスを活用して、両市場を合わせて900億ウォンを買い取った。

ハイニックス半導体がストップ安となった反面、三星(サムスン)電子、浦項(ポハン)製鉄、SKテレコムなど指数関連の大型株は外国人による押し目買いが入り、小幅な下落にとどまった。コスダック市場ではアンチョルス研究所とセキュリティ設備メーカーである3Rが急落が続く中でもストップ高を記録した。

一方、ドル相場は前日より5.7ウォン値上がりした1296.3ウォンで取引された。昨日より1.1ウォン低い1289.50ウォンで出発、ドル買いが強まって一時1299.2ウォンまで値上がりした。精油会社などドルの必要な所はドルを買い、輸出企業はドル売りを控えているため、相場を吊り上げる要因になっている。債券市場は閑散とした様子を見せるなか、アメリカの金利引下げへの期待感などで上昇基調が続き、3年満期国庫債の流通利回りは前日より0.07%ポイント下落した年4.92%で取引された。これは今までの過去最低値(4.94%、8月22日)を更新したもの。3年満期社債利回りも0.07%ポイント落ちた6.35%と過去最低(6.33%)に近い水準を記録した。



朴賢眞 witness@donga.com