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韓国児童、日本より強力な向上志向

Posted October. 23, 2001 10:11,   

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韓国、米国、台湾の子供たちが、社会的に地位の高い職業に対するあこがれが強いのに対し、日本の子供たちはこのような憧れはもちろん、将来に対する自信もないことが明らかになった。

ウォルトディズニー・インターナショナル・ジャパンは3〜5月、4カ国の小学校5,6年生2100人余りを対象に調査した結果、このような違いが見られたと発表した。

子供たちに社長、大学教授、テレビタレント、プロスポーツ選手、芸術家、裁判官、医者のうちひとつでもなりたいものがあるかと質問した。これに対し「ある」と答えた子供は米国99.8%、韓国97.1%、台湾97.1%と軒並み95%を超えた。ところが日本は86.6%だった。このうち才能や素質よりは努力如何によってなれる大学教授、裁判官、医者に対しても米国の子供の75.8%、韓国62.3%、台湾51.4%が「なりたい」と答えた。一方、日本は32.2%だった。

将来に対する自信を調べる「好きな相手と結婚できそうか」という質問には、韓国、米国、台湾の子供の80%が「できるだろう」と答えたのに対し、日本は55.5%と最下位だった。調査を通して各国の子供の特徴も浮き彫りになった。韓国の子供は「毎日3時間以上勉強する」(50.7%)、米国は「自分は努力するタイプだ」(80.2%)、台湾は「もしかしたら外国に住むかもしれない」(35・5%)という答えが多かった。日本の子供は「毎日3時間以上テレビを見る」という回答が46%に及んだ。

調査責任者の深谷昌志東京成徳短期大教授は「学歴社会の韓国や個性を尊重する米国では、子供の上昇欲求が強い。日本の子供たちは学歴社会から個性尊重社会へと移行する過程で達成意欲を失ったようだ」と分析している。



ksshim@donga.com