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「カレーに痴呆症の治療効果」 英BBC放送

「カレーに痴呆症の治療効果」 英BBC放送

Posted November. 23, 2001 10:33,   

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カレーがアルツハイマー病の治療にかなりの効果があることが明らかにされたと、英国のBBC放送が21日報じた。

米国UCLA大学のサリー・プラウツキー博士は、カレーの主成分である薑黄(ターメリックのこと。春うこんと呼ばれ、薬草として用いられる)が、アルツハイマー病の進行を遅らせる効果があるとする動物実験結果を発表したと、同放送は伝えた。

この結果は、カレーを多く食べるインド人のアルツハイマー病の発病率は、西洋人に比べ著しく低いという事実と関連している可能性があり、実際インドの一部の地域では、65才以上高齢者におけるアルツハイマー病の発病率が、僅か1%に過ぎないという。

プラウツキー博士は、平均寿命の半分以上を生きたねずみの脳に、アルツハイマー病患者の脳に現れるベータアミロイドを注射した後実験を行なったところ、薑黄の成分であるクルクミンを多く含ませたねずみの方が、そうでないねずみより一層優れた記憶力を見せたと説明した。

博士はまた、クルクミンがアルツハイマー病に係る脳組織の炎症も減少させることが明らかになったと語った。