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貯水率去年より大幅に低く、春の日照り心配

貯水率去年より大幅に低く、春の日照り心配

Posted February. 19, 2002 09:26,   

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降水量不足で、全国13の多目的ダムと農業用貯水池の貯水率が大きく下がり、制限給水の地域が広がるなど、春の日照りが懸念されている。

建設交通部と環境部が18日まとめたところによると、漢江(ハンガン)、錦江(クムガン)、洛東江(ナクドンガン)、蟾津江(ソムジンガン)の4大川の水系にある13の多目的ダムの貯水率は35.6%と、春の日照りがひどかった去年同時期の39.5%より低い。このような貯水率は、例年の平均貯水率の42.2%に比べ、6.8%も低い。

多目的ダムの水でなく、地方上水道が供給されるところのうち、時間制給水(一定時間だけ水を供給)を受けている地域住民も、京畿ヨ州郡(キョンギ・ヨジュグン)、華城市(ファソンシ)など14の市郡と94の邑面で、9万余人に達している。

ソウルなど主に首都圏に水を供給する貯水容量29億トンの昭陽江(ソヤンガン)ダムは、貯水率が44.0%と、例年よりおよそ20.7%も低い。

建設交通部は、去年8月以降、降水量は338ミリで、例年(541mm)の64%に過ぎなく、冬の日照りが続いているとし、相当量の雨が降らないと、去年の「日照りの悪夢」が繰り返されかねないと展望している。

また農林部によると、全国約1万8000の農業用貯水池の平均貯水率は、去年より22%少ない61%だった。貯水率が30%未満の貯水池も283にのぼっている。



bonhong@donga.com