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韓米首脳、北朝鮮問題協議へ

Posted February. 20, 2002 09:27,   

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金大中(キム・デジュン)大統領とブッシュ米大統領は、20日の韓米首脳会談で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の大量破壊兵器(WMD)問題は、韓半島はもとより世界平和への脅威であるという点で認識をともにし、この問題の解決に向けて、ともに努力するという立場を明らかにするものとみられる。

両首脳はさらに、北朝鮮の通常兵力問題が、韓国国民をはじめ、韓国軍、在韓米軍が直接かかわる懸案であるだけに、韓米間の緊密な協力のもとで南北対話を通じて解決をはかる一方、必要に応じて米朝間でもこの問題を協議することで意見が一致する見通しだ。

政府高官は19日「金大統領は、WMD問題に関して、韓国政府も北朝鮮側に解決の必要性を指摘してきたことを強調する」とし「両首脳は、この問題を対話を通じた平和的な方法で解決しなければならないという点で一致するだろう」と語った。

同高官は「北朝鮮の核とミサイルは米国が、通常兵力は韓国が引き受けるという『役割分担』の原則を、これ以上維持することは難しい状況だ」と述べた。

朴仙淑(パク・ソンスク)大統領公報首席秘書官は「金大統領は、韓半島の安定と平和が何より重要だという国民の意を十分に理解している。これをブッシュ大統領に伝える考えだ」と述べた。

金大統領とブッシュ大統領は、20日の首脳会談、閣僚を交えた拡大首脳会談を行った後、同日午後に京義(キョンイ)線韓国側最北端駅の都羅山(トラサン)駅を訪れ、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に対し、対話に応じることを呼びかける予定だ。

ブッシュ大統領は、北朝鮮が希望する時間と場所で、無条件で対話に応じるとの立場を再確認するものとみられる。

これに先立ち、訪日の日程を終えたブッシュ大統領は、19日午後、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)市のソウル空港に到着、3日間の訪韓の日程に入った。

大統領府は、ブッシュ大統領の訪韓を前に、韓国大学総学生会連合(韓総連)が在韓米商工会議所を占拠するなど、反米の動きが起こっていることに対して、「友好国の大統領の訪韓前に、このような事態が起こることは非常に遺憾だ」と述べた。



ysmo@donga.com

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