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与野党議員グループが「反民族行為した親日派」708人名簿を発表

与野党議員グループが「反民族行為した親日派」708人名簿を発表

Posted March. 01, 2002 10:41,   

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与野党国会議員29人が参加している「民族精気を正す会」(金希宣会長)は28日午前、国会議員会館の大会議室で記者会見し、「反民族的行為を行った者」708人の名簿を発表した。

正す会が発表した親日派(日本植民地支配下で反民族的な行為を行った人物)名簿には、韓・日合併に積極的に協力した李完用(イ・ワンヨン)をはじめとする「乙巳五賊(1905年の朝鮮の外交権を奪った乙巳条約に同意した五人の大臣)」と「丁未(1907年)七賊」をはじめ、日本の帝国主義下の中枢院朝鮮総督府の諮問機関)の参加者、爵位を受けた者、道知事、親日団体関連者、判事、高等系刑事などが含まれている。

同日発表された名簿は、光復会で名簿を確定して提出した692人と光復会で論議の対象となり、「集中審議対象」として正す会に決定権を委ねた17人のうち16人を追加したもの。この16人を名簿に含めることで、内部でも議論が大きかったものと伝えられている。

尹慶彬(ユン・ギョンビン)光復会会長はこれと関連して、「光復会が名簿を提出した692人のほかに国会で追加した16人については責任がない」と明らかにした。

審議委員長を受け持った徐相燮(ソ・サンソブ)議員は、「16人に対しては独立に貢献したことが部分的に認められたし、独立後に他の形で国家発展に貢献しているため、相殺すべきだという意見もあった」と語った。

また、光復会の親日人事の選定過程に参加した愼ヨン廈(シン・ヨンハ)ソウル大学教授は、「17人に対しては意見が分かれて除外していた」とし、「正す会がどんな基準で名簿に含めたのかはわからない」と述べた。

正す会が「3・1節(韓国の独立運動記念日)」に合わせて、名簿の発表しようとしたあまり、公正な審査が行われなかったという指摘も提起されている。正す会側は1948年反民族行為処罰法の基準にしたがって、名簿を選定したと明らかにしたが、当時反民特委で除外された人も含められている。

正す会側も「(3・1節の)日にちが迫り、慎重に欠いた側面もあることを認める」とし、「今回は1次発表で、正式に『日本帝国主義下の親日反民族行為真相究明のための法律』を制定し、特別委員会が構成されれば、引き続き議論する」と釈明した。

議論の焦点になった集中審議対象者16人のうち、女性は金活蘭(キム・ファルラン)、毛允淑(モ・ユンスク)、文化芸術の分野では金殷鎬(キム・ウンホ)、玄濟明(ヒョン・ジェミョン)、洪蘭坡(ホン・ナンパ)、言論界の金性洙(キム・ソンス)、方應謨(バン・ウンモ)など終戦後、各分野で積極的に活動していた人も含められ、今後多くの議論を呼び起こすものと予想される。



尹鍾求 jkmas@donga.com