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大企業の業績急速に回復 三星電子は史上最高の利益見通し

大企業の業績急速に回復 三星電子は史上最高の利益見通し

Posted March. 29, 2002 11:00,   

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三星(サムスン)電子、現代(ヒョンデ)自動車など主要大手企業の第1四半期(1月〜3月期)の利益が前年同期に比べて10〜20%、昨年第4四半期(10月〜12月期)に比べると、最大で200%も増加するなど、企業の経営実績が大幅に好転していることが分かった。

産業界と証券業界が28日まとめたところによると、電子、自動車、化学など業種の大半が第1四半期の売上高と営業利益が、昨年の第4四半期より10〜200%の伸び率をみせた。

企業のこうした業績の好転は、全体的に実体経済が昨年までの景気低迷から脱し、本格的な上昇期に進入したことを表わしていると分析されている。

第2四半期(4月〜6月期)からはワールドカップ大会、地方選挙などで内需が持続的に増え、輸出も増加傾向に反転するものと予想され、多くの企業が今年は史上最大の純利益を上げるものと見込まれている。

来月19日に第1四半期の経営実績を発表する三星電子は、半導体価格の上昇とデジタル家電製品の好調で、第1四半期に9兆〜10兆ウォンの売り上げと約1兆5000億ウォンの当期純利益が見込まれている。

純利益の規模は、前年同期対比20%ほど増えており、アナリストらが当初推定していた1兆〜1兆1000億ウォンより30〜50%超過達成したことになる。

また、今年の年間純利益は6兆8500億ウォン前後に達し、史上最高だった2000年の6兆145億ウォンより多くなる見通しだ。

LG電子も家電製品と携帯電話の端末機事業の好調で、第1四半期の売り上げは、昨年の第4四半期より10%(4兆4200億ウォン)、営業利益は200%(3200億ウォン)増加するものと予想される。年間の営業利益は1兆ウォンと、昨年より35%増加する見通しだ。

しかし、鉄鋼は輸出価格の下落などで、昨年の第1四半期より多少実績が悪くなるものと予想されるなど、業種別に若干明暗が分かれる。

一方、全国経済人連合会が28日に半導体協会、自動車工業協会など21の主な業界団体を通じて、第2四半期の景気展望を調査した結果、14の業種は第1四半期より内需と輸出が増加すると見込んだが、鉄鋼、繊維、セメントなどは低調と予想した。



申然鐏 ysshin@donga.com · 洪贊善 hcs@donga.com