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子どもの時にパンをたくさん食べると近視になる

子どもの時にパンをたくさん食べると近視になる

Posted April. 05, 2002 09:24,   

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子どもの時にパンをたくさん食べると、近視になる可能性が高いという研究結果が出た。

米国コロラド大コデイン(進化生物学)教授とオーストラリアシドニー大のジェニー・ブランド・ミラー(栄養学)教授は、英国の科学専門誌ニューサイエンティスト最新号に載せた論文で、パンやシリアルのように精製されたでんぷんが多く含まれた食品を過度に摂取すると近視になる可能性が高いと発表した。

コデイン教授らによると、精製されたでんぷんは消化が早く、これに対する反応としてすい臓のインシュリン分泌量が高くなると、幼児期に眼球の成長を調節する「たんぱく質3」と呼ばれる重要な成長因子が減るという。コデイン教授は、たんぱく質3が減少すると、眼球が異常に長くなることで近視になると説明した。

コデイン教授は、一部科学者が近視の発生率が高くなった理由が子供たちが学校で本を読む時近づけすぎるからだと主張しているが、これは西洋的教育をしているが西洋的食事をしない国で近視発生率が低い理由を説明できないとしている。

例えば、バヌアツ群島は子どもたちに1日8時間の義務教育を行っているが、近視発生率は2%に過ぎない。その理由は住民たちが白パンやシリアルよりは魚、ココナツなどを主に食べているからだという。