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日本で大人気 e−サムスンのインターネットカフェ

日本で大人気 e−サムスンのインターネットカフェ

Posted May. 02, 2002 09:23,   

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東京の繁華街渋谷。その真中にある大型ビル千歳会館内のインターネットカフェ「ネッカ」(www.necca.ne.jp)は、昼間もにぎやかだ。

100坪程度の店内にはパソコン端末が約80台。明るく安らぎを感じられる雰囲気の中に、若者がぎっしりと座ってインターネットサーフィンやネットゲームを楽しんでいる。室内を見わたしても韓国関連のものはないが、ネッカの運営会社がe−サムスン・ジャパンであることを知らない人はいない。

ネッカは「情報技術(IT)大国」韓国のイメージを日本にアピールしている。00年12月オープンし1年5ヵ月間で会員数は2万余人。韓国内のインターネットカフェの平均会員数が3000人前後であることを考えると爆発的な人気ぶりだ。

ネッかの成功が日本で話題を呼び、インターネットカフェがブームとなっている。e−サムスンは8つの店舗を展開しており、今年末までには100ヵ所に増やす予定だ。すでに日本の企業から提携の申し込みがあり、ネッかのノーハウを学ぼうとして訪れる若いベンチャー企業家も少なくない。

週2、3回ネッカを訪れるという田中雅夫(25、会社員)さんは「家や職場ではインターネットのスピードが遅いため、ネットゲームができないが、ここは、通信回線のスピードが早いのでインターネットを一層楽しめることができる。韓国のITは、インフラはもちろん、ゲーム技術などコンテンツの方も発達しているようだ」と話している。日本は、超高速インターネット網の普及が遅れており、一般家庭ではほとんど電話線を使っている。

ネッカを例に挙げることもなく、日本人は韓国のIT産業を高く評価している。新潟市など各都市のITプロジェクトを韓国業者が受注しており、日中韓3ヵ国のIT業者を結ぶ「e−シルクロード」も、最初は札幌市を中心に始まったが韓国業者がリードしている。

韓国IT産業に対する日本の前向きな見方に支えられ、日本に進出している韓国業者は130余社に昇る。

このような動きを受け、書店では「韓国インターネットの技を盗め」など韓国IT概論書がベストセラーになり、韓国IT関連セミナーに人々が集まっている。



李英伊 yes202@donga.com