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日本、国際的な恥「弥生の銅ほこ」は150年前に製作

日本、国際的な恥「弥生の銅ほこ」は150年前に製作

Posted May. 07, 2002 09:17,   

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日本で金属製の武器が本格的に作られ始めた時期として知られる弥生時代(紀元前3世紀〜西紀3世紀)に作られたとされていた銅のほこ7点が、実は幕府末〜明治初期に製作されたことが明らかになり、波紋が広がっている。このことは、愛媛大学の吉田広講師(考古学)の分析で分かった。

がん作と分かった銅のほこは明治大学、松本市立博物館、愛媛県内のニ神寺、イタリアのジェノバにある東洋美術館などの所蔵品7点。日本の博物館と海外の有名美術館に所蔵されている遺物ががん作と分かったのは異例のことだ。

今回がん作と判明した銅のほこは、弥生時代の銅のほこには含まれていない日本産の亜鉛が検出されるなど本物の成分と大きな差があった。また、発掘による出土品でないため、その由来が不明だ。吉田講師によると、このがん作遺物は約150年前に製作されてものと推定される。

このようながん作は、明治時代初期の神仏分離令(神道と仏教の分離)によって、廃仏棄釈運動が展開された際、神社や寺が宝を増やすために製作されたものと日本のマスコミは分析している。

日本では昨年、東北文化研究所の藤村新一前副理事長が発掘に関与した前期旧石器時代の遺跡40余ヵ所がねつ造であったことを含め、遺跡と遺物にかかわるねつ造事件が相次いでいる。



李英伊 yes202@donga.com